.学校: GIGAスク ガイドライン出来!

 児童への端末配布に続いて,活用のためのガイドラインが発出されました。今後はこれに沿った活用を進めることになります。いくつか気になっていた箇所を引用します。

端末の持ち帰り
横須賀では下記の課題が解決されるまで,おうちへのお持ち帰りはしないこととしています。
 端末の持ち帰りについては、国のGIGAスクール構想においても重要な活用方法であると考えられており、教育委員会でも実施に向けた検討を行っているところです。ですが、実施に向けての課題として次のような点があると考えています。
【実施に向けての課題】
・学校内だけでなく、自宅や通学途中における破損や紛失等の保護者負担のルールを整理し、保護者に費用負担について理解していただくことが必要である。また、端末を持ち帰る際に通信環境が整わない家庭について家庭負担が生じるため、あわせて保護者の同意や支援が必要である。
・学校内に比べて学校外の端末利用の場合、セキュリティが低下することが考えられるため、児童生徒の情報モラルや情報セキュリティ向上のためのICT教育をさらに取り組むことが必要である。
・端末を持ち帰る場合、上記のように家庭においても様々な負担が生じることから、端末を家庭で活用することについての効果を理解していただいた上で協力を求める必要がある。
・その他、端末を持ち帰る場合、家庭において充電アダプタが必要である。

 端末の持ち帰りについては、最終的にはこれらの課題を解決し、日常的に端末を持ち帰り、学習活動の充実を図っていきたいと考えています。

著作物の公衆送信
予算措置がなされ活用範囲が広がりました。
本市では授業目的公衆送信補償金制度を活用し、児童生徒が学習に必要な範囲内で著作物の公衆送信が可能です。
授業目的公衆送信補償金制度については、学校の設置者である自治体が申請することとなっており、補償金は市で負担します。
★参考サイト
著作物の教育利用に関する関係者フォーラム
https://forum.sartras.or.jp/wp-content/uploads/unyoshishin_20201221.pdf
掲示者: | 2022年 3月 4日 (金曜日) 16時13分

.学校: 来週からの新型コロナウイルス感染症対策の対応(再掲)

9/2の記事(教育委員会からの通知)を一部再掲します。

9月6日(月)以降については、感染症対策の徹底を図る中で、通常日課とします。ただし、小学校については、児童の発達の段階を踏まえ、気持ちの面での不安感等を和らげるため、段階的に授業数を増やすこととし、9月10日(金)までは、6時間目の授業は行わず、5時間授業とします。

 つまり,何も指示がなければ,来週(9/13〜)からは最長で6時間目までの授業を実施する,ということになります。
 緊急事態宣言延長の有無など流動的な要素もありますが,現時点ではこのようにご理解ください。
掲示者: | 2021年 9月 8日 (水曜日) 15時42分

.学校: 友だちいっぱい 「まぼりっ子祭り」

 6月14日(火)に子どもたちの創造力を生かした縦割り活動、「まぼりっ子祭り」が行われました。縦割り班のリーダーによるリーダー会議での決定事項を受け、5・6年生が計画を立て、班のみんなで協力し合い準備を重ねて当日を迎えました。異学年児童がペアを組み、各班のお店を回って遊んだり、お店に来たお客さんを楽しませたりして、多くの友だちとの交流ができました。
  
掲示者: | 2022年 6月 20日 (月曜日) 17時46分

.学校: 廊下ギャラリーから

 前期末直前、“廊下ギャラリー”には、学習の成果物が数多く掲示されています。夏休み明けからひと月ほどの間に,児童の皆さんはたくさん活動し、たくさん学びました。例年なら懇談会などの機会にご覧いただくことができるのですが、この秋はこちらから。
 ペイパーテスト(最近、たくさん返却されていると思います)の点数もさることながら、レポート類やパフォーマンス課題(図工の作品等も含む)からこそ、様々な学びの履歴を読み取ることができます。
 これらの一部は来週あたり、「お持ち帰り」になると思います。通信簿(←所見欄,ただいまチェック中!)と併せて、こちらにもお目通しください。
 
掲示者: | 2021年 9月 30日 (木曜日) 13時35分

.学校: MIMで “めざせよみめいじん” 〜2年生

 2年生でMIMによる授業を行っています。
 MIMとは,Multilayer Instruction Modelの略で,「多層指導モデル」という意味です。児童には,それぞれに異なる学力層があります。それぞれのニーズに応じた指導や支援の在り方ってどんなもの……? という課題を解決するために考え出されたのが,この指導方法です。
 特に低学年のうちに「つまづき」がある場合,これをそのままにしておくと,上の学年で取り返しがつかないくらいの状態になってしまう恐れがあります。低学年での“つまづき”が今,大きな課題になっていることは,横須賀市の学力・学習状況調査の対象が今年度,低学年に降りてきたことからもよくわかります。
 つまづく前の早い段階から課題を明らかにして,それぞれの児童(いろいろな“層”の児童)に合った指導を展開していくというのが,この方式のねらいです。
 本日のお題は「あわさってねじれるおと」。つまり促音(小さい「っ」がついて“合わさって”いる)と,拗音(「ゃ」「ゅ」「ょ」がついて“ねじれる”)がつながっている言葉。これを視覚化(赤い丸,白地に赤丸など)や動作化(手拍子や手の形づくり)を伴いながら,体感し声に出していきます。
 最後に簡単な振り返りテストをしますが,それだけではありません。テストの最後には,「みんなのこときかせて」という質問に答えることになっています。得点と合わせて,このような“思い”を聞くことが,その後の指導や支援の参考になっていきます。
 このシリーズ,まだまだ続きます。次は何かな……?

詳しい情報はこちら↓
●独立行政法人 国立特別支援教育総合研究所
(地元 野比海岸にある研究所です)
https://www.nise.go.jp/nc/

その中の……
●MIMとは
http://forum.nise.go.jp/mim/?page_id=27
 
掲示者: | 2021年 11月 2日 (火曜日) 11時14分

.学校: SNSの上手な使い方を考えよう

 市の教育委員会を通して標記指導マニュアルの案内がありました。
 本校では幸いなことにここ数年にわたり,これに関連するようなトラブル等の報告は全くなく,ご家庭でのご指導が行き届いていることの象徴,と受け止め,学校による介入は控えていました。
 GIGAスクール構想により,よりオープン(フィルターのかからない)な状態の端末を児童が手にすることになるため,学校でも,標記のような指導を進める必要が出てきます。
 内容をちょっぴりでも覗いてみていただくとよいと思います。

●神奈川県警察掲載のファイル
https://www.police.pref.kanagawa.jp/pdf/d5053_02.pdf
 
掲示者: | 2021年 7月 28日 (水曜日) 14時50分

.学校: STEAM教育関連サイト

 市の教育委員会を通じて,文科省が標記のHPを開設した旨,通知がありました。
 キャッチコピーを見ているだけで,あれこれ興味をそそられます。
ちょっぴり,覗いてみて下さい。

スタディーエックス スタイル
StuDX Style
GIGAスクール構想を浸透させ
学びを豊かに変革していくカタチ
"すぐにでも" "どの教科でも"
"誰でも"活かせる1人1台端末の活用シーン

●STEAM教育等の教科横断的な学習の推進
https://www.mext.go.jp/studxstyle/index3.html
 
掲示者: | 2021年 8月 3日 (火曜日) 13時05分

.学校: 冬到来……

 なにかと学校を空けることの多かった11月が終わったと思ったら,あっという間に12月も中旬。学校の時間はいつも駆け足です。
 今日は雨模様になったこともあり,暖房をつけるクラスも少しずつ出てきました。11月の“ご無沙汰”を少しでも取り戻さなければ,と,出張前に教室をひと回りしました。すべての授業をレポートしたいくらいですが……面談で様々お伝えできれば,と思います。

★12/15追記
 一夜明けて,朝がたの冷え込みはそのままに冬晴れとなりました。まぼりっ子広場では冬芝が芽生え,黄葉とのコントラストがなかなか美しいです。先日(11/17)に地域の皆様と6年生が取り組んだ草刈り&根切り(写真下)の効果が表れてきました。

●関連記事11/22(月)地域や学校に根差した学習〜総合的な学習の時間
https://schoolnet.edu.city.yokosuka.kanagawa.jp/schoolnet/ictea-gw/modules/ictea_jblog/index.php?smode=Monthly&action=View&event_id=42821&caldate=2021-11-30&schid=32&block=0
 
掲示者: | 2021年 12月 14日 (火曜日) 12時56分

.学校: 読書の時間

 「監督までもがバッターボックスに立っている」と揶揄された一昨年や,「15人制のラグビーを14人で戦っている」と言われた昨年に比べれば,まだ今年度の人手不足は改善されているのですが……。まだまだ完璧な状態ではなく,ぎりぎりの状況に追い込まれることもあります。
 今日は久しぶりに補欠授業に入り「読書指導」をしました。まずは簡単リサーチから。
「みんな,ひと月にどのくらい本,読んでるのかな? 5冊以上っていう人は?」(8割がたが挙手,すごいかも!)
「すごいねぇ。この前,図書館司書の先生からいろいろお話を伺ったんだけど,3年生くらいから‟分かれ道”にはいるみたいですね」
「分かれ道?」
「そうそう。2年生までは国語の時間にみんなで図書室(ホントは学校‟図書館”)に行って,ご本,よく借りてたでしょ?」
「うんうん,そうだった。」
「それがね,3年生になるといろいろお勉強しなきゃいけないことが多くなって……,例えば社会とか理科とかね。」
「総合も!」
「そうだね,総合的な学習の時間もあるよね。そんなわけで忙しくなって図書室に行く機会が減ってしまう。そうすると,本を読む機会が減ってしまう子が多くなるっていうことなんだ。」
 ……と,そこから始まって,校長室の書架で順番待ちをしている本を紹介しつつ,私の本の読み方を少しだけお話ししました。
 普段の生活時間は育児と家事でほぼ埋まってしまうこと。家事をしながら複数の本を同時進行で読み進めていること。書斎なんてものは与えられていないので,猫の額ほどの自宅バルコニーにハンモックを吊って書斎にしていること……など。
 ハンモック読書,結構よいです。適度に全身をよじらせてストレッチしながら,ハンモックの布地をひじの支えにして……。時にはお気に入りのフィールドに移動して……など。
「冬でも外で読むんですか?」
「読みますよ!シュラフにもぐってね,これがまた集中できていいんだよね(笑)」

 こんな風にして,ピンチヒッターの先生が突然入ってきても,ムリなく受け入れる雰囲気をつくることができる学級というのは,素晴らしいよな……。と思いつつ,しばし,児童と一緒に,DX関連本のページを繰りました。
 
掲示者: | 2022年 1月 27日 (木曜日) 13時53分

.学校: 調べて話そう,生活調査隊〜4年生 国語

 1月末から,コロナ禍関連で出勤できない先生が続出してしまい,ぎりぎりの状態で学校を回しています。3月に入ってからはさらに危機的な状況に陥り,15人制のラグビーを10人で戦っているような有り様です。教育委員会から選手補給の手当もしていただいていますが,追いつきません。でも試合放棄はできません……。

 今週は4年生の授業の補欠に入りました。補欠といっても今回は自習監督。でも,ただ,子どもたちをしーんと黙らせてプリント学習,というよくある光景ではなく,ホントの意味の自習を見守るようなひと時になりました。
 お題は国語科の「A 話すこと・聞くこと」という指導事項と,それに関わる単元です。
 学習の流れは概ね以下のようなもの。

1 調べたいことを決める
2 アンケートをとる
3 アンケート結果を整理し資料をつくる
4 発表する
5 感じたことを話し合う

 このような活動を通して,話すことや聞くことに関わる〔思考力,判断力,表現力等〕を身に付けさせる,というのが指導のねらいになります。
 今週は↑の「3」「4」のフェーズに入っており,プレゼン資料(説明用のパネル=非連続的テキスト,読み原稿=連続的テキスト)を整え,明日3/4の発表会に向けたリハーサルを行いました。
 リハーサルの合間に,これまでの取組の様子を子どもたちに聞いてみました。自分たちで調べたいことを考え,チーム編成を行い,Chromebookのグ―グルアプリを使ってアンケート集約をしてきたとのこと。それぞれの局面で働かせた国語的な見方・考え方や,教科を超えて育成される様々な資質・能力に思いを巡らせると,この学習に取り組む意味が,曼陀羅のように見えてきます。
 あと,忘れてはならないのは教科等固有の学習内容に加えて,自分たちの学習の在りようをメタ認知(客観的に見て自己評価すること)して,自己調整を図りながら進めるという力。文字通り,きちんと“自習”が成立している様子を見て,みんな,素晴らしいな……と思いました。

●前回の補欠レポート〜道徳科 編
https://schoolnet.edu.city.yokosuka.kanagawa.jp/schoolnet/ictea-gw/modules/ictea_jblog/index.php?smode=Monthly&action=View&event_id=43320&caldate=2022-2-28&schid=32&block=0
 
掲示者: | 2022年 3月 3日 (木曜日) 11時02分