.学校: 谷内六郎給食〜“いくらでも”スープ

 今日は谷内六郎のお誕生日(12/2)にちなんだ給食でした。
 メインディッシュは,一時期,横須賀市の鴨居に居を構えていた谷内家でよく食卓に上がっていた「いくらでもスープ」。
「いくら」?イクラ? サケの卵??そんな高級品が給食で……?と思った小学生もいたようですが,「いくら」とは,「いくらでも食べられるくらいおいしい」の「いくら」だそうです。
 先日のTV朝会で今日の献立を紹介したところ,児童の皆さん,よく覚えてくれていたようでした。カメラ片手に教室に上がっていくと「今日は,いくらでもスープですよね〜」「楽しみぃーっ!」と……盛り上がっていました。
 横須賀美術館の学芸員さんによる解説DVDを視聴しながら,「いくらでもスープ」,おいしくいただきました。
 ごちそうさまでした。

●関連記事〜素晴らしき日曜日
https://schoolnet.edu.city.yokosuka.kanagawa.jp/schoolnet/ictea-gw/modules/ictea_jblog/index.php?smode=Monthly&action=View&event_id=42403&caldate=2021-10-31&schid=32&block=0

●学校給食展
https://schoolnet.edu.city.yokosuka.kanagawa.jp/schoolnet/ictea-gw/modules/ictea_jblog/index.php?smode=Monthly&action=View&event_id=45277&caldate=2022-11-30&schid=30&block=0
 
掲示者: | 2022年 12月 1日 (木曜日) 11時39分

.学校: 授業観察,始まりました

 毎年,秋から冬にかけて「授業観察」を実施しています。これは,教頭・校長が2人で授業ひとコマをまるごと参観,記録して,授業内容の振り返りをしたり人事評価の資料にしたりするというものです。

最大の目的は“授業改善”
 子供たちは,カメラ片手に校長がフラっと授業中の教室に入ってくることにはすっかり慣れていますし,授業者の先生たちもそれほど特別なこととは感じていないと思います。これは本校が長年にわたって授業を大切にしてきた文化的風土を象徴することの一つといえます。
 でも,管理職が2人そろってバインダーを手にあれこれメモしながら1時間貼り付いているとなると,少しばかりかしこまった雰囲気になってしまいます。授業者にはちょっぴり緊張を強いてしまっているかもしれません……。

小学校では貴重な機会
 「授業観察」の一番の目的は,冒頭でも触れた授業後の“振り返り”を通して,授業改善に資するということです。
 初任の先生は研修期間を経ることなく,すぐに子どもたちと向き合い,日々の教科指導に当たらなければなりません。また,教科担任制の中学校(2〜3回は改善しながら同じ授業を繰り返すことができ,概ね3年間で一巡する)とは異なり,小学校の場合,経験の浅い先生たちは,日々の授業がどれも一発勝負になります。加えて,その学年,教科や単元等を次に経験できるのは何年先かわかりません。
 また,小学校は空き時間が少ないので(中学校比で担当授業コマ数は約1.3倍),先輩の授業を見て研修する余裕もありません。
 このようなことからも,学年チーム内での先輩からのアドヴァイスや日々の写真取材(と広報)に加えて,この「授業観察」のような機会は,授業改善をする上で大きな意味を持つことになります。

ある日の授業から……クロムブックなにげに大活躍
 国語科の授業で……
 まずは漢字おさらいクイズ・コーナーからスタート。これは授業者がクイズ作成アプリ「カフート(Kahoot!)」で自作したものです。端末上に次から次へと表示される漢字の「よみ」を,児童の皆さん,慣れた手つきで答えていきます。瞬時に正答率(回答の度数分布みたいなもの)が集計されていきます。全問を見渡しながら簡単な振り返りをして,本時のメインメニューへ……。
 今日は単元の終盤らしく,登場人物の心情の読み取りについて,クラスの皆さんの考えを共有するという局面でした。ここでも2色に色分けされた付箋風の意見集約アプリが大活躍。画面いっぱいに貼り出された付箋をもとに,今度はオフラインでの共有タイムに入りました。
 ラストシーンが物語るものって何だったの?描写の仕方などから様々な見方・考え方を共有しました。

端末活用を目的化するのではなく……
 クロムブックのような新しい学習ツールが導入されると,よく起こるのがそれに振り回されてしまうこと。端末を使うことが「目的化」されてしまい,肝心な教科本来の学習内容がどこかへ行ってしまう,ということがよく起こります。
 今日の授業ではそのステップはすでに終わり,教科学習のねらいを達成するための活用が,普通に(当たり前に)成立していました。

授業の振り返りと共有
 観察時のメモは授業の振り返りで活用しています。先述の通り,小学校は空き時間が少ないので,お互いに授業を見合う時間がなかなか確保できません。ベテランも経験の浅い先生たちも,それぞれのノウハウを共有できるように,あれこれレポートをしていこうと思っています。
  
掲示者: | 2022年 12月 2日 (金曜日) 15時01分

.学校: 素晴らしき日曜日〜スカジャン展(横須賀美術館)

 駐車場に入るなり,思いました。今回は客層が違うな,明らかに。車じゃなくて単車(それもアメリカン)がやたらと多いし……。
 展示室も同じでした。スカジャン着ていくと割引になるという告知もあったため,スカジャン姿のお客さんがたくさん。監視さん(いつもは黒服の監視係の皆さん)までスカジャン姿。ウーム……すごいな。
 展示内容は,スカジャン自体についてはもちろんのこと,終戦直後からの横須賀の米軍基地文化の成り立ち関連の展示から始まっていました。
 小学生のころ,朝鮮戦争はとっくに終わっていたけれど,ベトナム戦争は真っただ中。ドブ板周辺はまだ,アメリカでした。刺繍やさんや肖像画やさんがたくさん立ち並んでいて,夜なんか,店からグラス持ち出して歩き飲みしたり喧嘩したりしてる米兵をMPが取り締まっている光景をよく見ました。ガントリークレーンが残るドック前にはスケートリンクがあって,高学年のころ,友達と滑りに行っていました。札幌オリンピックでジャネット・リンが大人気でした。
 自分が子供のころって,もうすでに歴史の中の情景なのね…。当時の写真を見ながら,胸を締め付けられるような郷愁に浸りつつ,メインの展示室へ……。
 モチーフごと(虎,龍……),表し方(刺繍,プリント,その組み合わせ……)などに分けられた作品群は圧巻でした。お宝の山で,好きな人はたまらないだろうな。
 手縫いからミシン縫いへと変遷はあったようですが,職人さんたちの心意気,米兵の思い,いろんなものが合わさってこういう作品(一品物の製品)が残されたんだな……なんてことをしみじみ思いました。

 タイガー&ドラゴンか……歌の歌詞みたいに本牧あたりからR16を下りなおしてみようかな……。ブリティッシュの単車じゃ似合わないかも,だけど。

開館15周年
PRIDE OF YOKOSUKA
スカジャン

2022年12月25日 (日)まで
●常設展も大きく模様替え,必見です!
https://www.yokosuka-moa.jp/archive/exhibition/2022/20221119-726.html

●過去の記事
ちょっと遠乗り編〜信州上田へ
https://schoolnet.edu.city.yokosuka.kanagawa.jp/schoolnet/ictea-gw/modules/ictea_jblog/index.php?smode=Monthly&action=View&event_id=44966&caldate=2022-10-31&schid=30&block=0

 
掲示者: | 2022年 12月 4日 (日曜日) 13時52分

.学校: 6年〜第56回ボール大会

 市の教育委員会主催の「小学校児童ボール運動大会」が開催されました。コロナ禍のため中止や開催方式変更を余儀なくされていましたが,今年は「これでもかっ!!!」というような好天に恵まれ,開催することができました。
 本校からは大塚台小学校に徒歩移動しての参加になりました。種目はバスケットボールとサッカー。大塚台古墳に隣接した広大なグランドいっぱいに,みんなで楽しく汗を流しました。お天気に恵まれたこともあって,皆さんの姿を見ながら(こういうひとときって,大切だよなぁ……)なんてことを,しみじみと思っていました。
 この大会にはスポーツを通して親睦を深めるという目的もあります。卒業まであと数ヶ月。もしかしたら中学校でまた会えるかもしれないね……そんな思いを胸に,おたがい手を振りながら帰路につきました。
 
掲示者: | 2022年 12月 7日 (水曜日) 15時23分

.学校: あいさつ運動ウィーク〜ユニセフ募金もよろしく!

 児童の運営委員会の皆さんの企画による「あいさつ運動」が進行中です。これは皆さんがお互いにあいさつを交わし,最寄りの運営委員(ビブスをつけて巡回中)からスタンプをもらう,というスタンプラリー方式の運動です。
 4日目の今日は,朝一番で,こんな放送が入りました。

 おはようございます! 運営委員会です。
 1日目,2日目,3日目とスタンプラリーウィークを終えて,根岸小がどんどん明るくなっているように見えます。
 そして4日目の今日はインドで「ナマステ」です。インドは世界で最も人口が多い国です。でも実際にはもっと多いともいわれています。
 世界の恵まれない子供たちのために,12/12から始まるユニセフ募金にもぜひご協力ください。
 今日も世界を,根岸小を,明るくしましょう。
 以上,運営委員会でした。

 という具合に,様々な国のあいさつに,日替わりで親しむことができるような取り組みにもなっています。私だったら……
本校の雰囲気に合わせて「ごきげんよう」がしっくりくるかな(笑)
 
掲示者: | 2022年 12月 8日 (木曜日) 11時36分

.学校: 自校献立〜おいしい給食

 今日の給食は先日の「谷内六郎メニュー」に続くスペシャルメニューでした。献立を決めたのは,児童の給食委員会の皆さん。「みんなで投票して決めました」とのこと。
 給食委員会の解説(お昼の放送)によると,ジャガイモにはおなかの中をきれいにする働きがあるそうです(知らなかった……)。ニンジンとキャベツは地元横須賀の畑で作られたものです。
 ごちそうさまでした!

●谷内六郎献立〜いくらでもスープ https://schoolnet.edu.city.yokosuka.kanagawa.jp/schoolnet/ictea-gw/modules/ictea_jblog/index.php?smode=Monthly&action=View&event_id=45311&caldate=2022-12-13&schid=30&block=0
 
掲示者: | 2022年 12月 13日 (火曜日) 15時25分

.学校: しめ縄づくりに挑戦〜5年生総合的な学習の時間

 先日の脱穀体験に続き,稲わらを使ったしめ縄づくりをしました。
 三浦半島地区に古くから伝わる,サンマタといわれる編み方など,稲作とともに根付いてきた文化について,ゲストティーチャーからレクチャーをいただいたき,体験コーナーへ。
 今回は4人一組になって,3つの束をより合わせる方式に挑戦しました。一人で縄をなうような時とは違って,4人が息を合わせながら,ねじり具合や引っ張り具合を調整しなければなりません。
 回を重ねるうちに,どこからともなく掛け声が上がり始めました。息を合わせるためのリズムに加えて,節のようなものも加わってきました。
(ムムっ!これって,もしかしたら労働歌の起源?昔の人たちって,こんな風にして力を合わせて,つらい農作業に励み,効率を上げてきたのかもしれないな……)
 ホンのひとコマの授業風景でしたが,何千年にもわたって根付いてきた稲作文化の成り立ちをちょっとだけ感じ取ることができました。
 大変貴重な学びの機会をいただき,ありがとうございました。

 おうちではどんな飾りつけができたかな……?
 我が家では,子供が作った鶴亀の折り紙をベースにしてこんな風に仕上げました。

●脱穀体験
https://schoolnet.edu.city.yokosuka.kanagawa.jp/schoolnet/ictea-gw/modules/ictea_jblog/index.php?smode=Monthly&action=View&event_id=45170&caldate=2022-11-30&schid=30&block=0
 
掲示者: | 2022年 12月 15日 (木曜日) 13時48分

.学校: 年度末反省に向た取組 〜カリ・マネと働き方改革を一体化させて

 学校では一般的に,今の時期から年明けにかけて,次年度の学校運営に向けた見直しを図り,工夫改善に資する取り組みをしています。見直しにかかる提案を教職員から募ることと合わせて,保護者・地域の皆様から頂戴したお声も反映できるようにしています。これまでにいただいているご意見等をいくつか書き出します。
*   *   *
▶ オンライン授業の早期実現
 秋口からコロナ禍の波が再来したことを受け,いくつかお声をいただいています。ハード面での環境は整っていますので,学年・学級間等のデジタルデバイド是正を含め,いざという時に慌てないように準備を整えています。

▶ たかが帽子,されど帽子,問題
 休み時間の屋外での着用や体育の時間等での扱い(忘れた場合は見学,等)について,柔軟な扱いをできないものか,とのお声をいただいています。健康安全,衛生面,学習機会等の条件を考え合わせ,検討の対象とします。

▶ 通学路の安全確保
 すでに話題にさせていただいた横断歩道等の路面標示剥離,歩道橋の補修等に加え,雨天時,R134の走行車による水ハネについてもご指摘をいただいています。児童への注意喚起と合わせて,行政機関等への働きかけを継続しています。

▶ 運動会等の行事の際の“お願い事”
 運動会の際,急遽,未就学児の見学エリアを設定するなどの変更をし,ご迷惑をおかけしてしまいました。「授業参観」(こちらは写真撮影等をご遠慮いただいています)等との扱いの違いを明確にすることと併せ,混乱やご不便な状況を招かないように,検討の対象とします。
*   *   *
 今年度,『学校評価アンケート』から自由記述欄を削除しました。これに代わるものとして,学校運営協議会委員の皆様を通してお声をうかがう機会等を充実させてまいります。引き続き,皆様のご意見をお寄せいただければ幸いです。
 工夫改善に向けた検討に当たっては,カリキュラム・マネジメントと働き方改革を一体化させる視点を重視します。子どもたちの未来のために,持続可能な教育活動を実現させるためにも,ご理解とご協力をお願いいたします。

掲示者: | 2022年 12月 21日 (水曜日) 11時38分

.学校: 第2回研究授業(1年)〜研究協議

【研究テーマ】
自分の考えを分かりやすく表現できる児童の育成
〜「書く」という表現方法を通して〜

 1年生の,「街を走っているさまざまな特殊車両について,その機能とそれを働かせるための装備について書く」(単元上は『紹介カード』を書くという設定)という,学習内容について。
 低学年なりの情報の取り出し方とその指導の手立て,「書くこと」への転換等について,細かく検討,協議しました。

●授業の様子
https://schoolnet.edu.city.yokosuka.kanagawa.jp/schoolnet/ictea-gw/modules/ictea_jblog/index.php?smode=Monthly&action=View&event_id=45293&caldate=2022-11-30&schid=30&block=0
 
掲示者: | 2022年 12月 22日 (木曜日) 10時19分

.学校: 本校の「働き方改革」はどうなっているのか

●今年度の取組
 最近の取組をいくつか挙げます。

▶ 「タイムカード」導入!
 他校から遅れること3年,11月から,出退勤記録をワンタッチで残すためのシステムを導入しました。これまでは,毎日,手元の記録シートに出退勤時刻を手入力(手書き)する作業をしていました。こういう煩わしい作業から先生たちを解放するとともに,より正確な記録を残すことができるようになりました。
 「学校って,そんなだったの?」「民間企業では考えられない」……そんな反応が返ってきそうですが,これが実態でした。

▶ ストレスチェックの結果は……
 勤務時間と合わせて,働き方改革の指標の一つとされているのが,仕事の量的負担や健康リスク等を測る,ストレスチェックです。慢性的な教員不足の影響もあり,本校の測定結果はこのところ悪化の一途をたどっています。
 このようなことからも,教員の働き方改革の推進は急務,と言われていることが分かります。

●H31の『働き方改革』答申
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/079/sonota/1412985.htm
 働き方改革を進めるための根拠となっているのが,この『答申』です。これに基づいてその後,様々な方策等が示されました。以下はその中から最もよく引用されている箇所です。

‘子供のためであればどんな長時間勤務も良しとする’という働き方は,教師という職の崇高な使命感から生まれるものであるが,その中で教師が疲弊していくのであれば,それは‘子供のため’にはならない

▶ カリ・マネと一体化した働き方改革
 別記事でお伝えしたように,年度末反省の取り組みを通して,学校運営にかかわる工夫改善を進めています。
 文科省の発出物や,有識者のさまざまな言説に触れながら,本当の意味で,‘子供のため’になるような取組を進めていきます。

●過去の記事
カリキュラムマネジメントと一体化した働き方改革

https://schoolnet.edu.city.yokosuka.kanagawa.jp/schoolnet/ictea-gw/modules/ictea_jblog/index.php?smode=Monthly&action=View&event_id=46980&caldate=2022-12-31&schid=30&block=0

● 文部科学省webサイト「学校における働き方改革について」
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/hatarakikata/mext_00001.html
 サイト内では,『働き方改革事例集』が示されています。この業務を改善すると「○時間の時間が削減」できるという具合に,です。例えば……
▶ 通信簿の前期所見記入をやめると→30時間(もっと多いんじゃないかな……)
▶ 作品募集・作品展への出品→10時間(横須賀市ではすでに取り組みを開始しました)

 
掲示者: | 2022年 12月 23日 (金曜日) 11時11分