2019年 6月 16日 (日曜日)

.学校: 馬堀地区防災隊 勉強会〜避難所開設訓練

 体育館において今年度も標記の会が開かれました。「馬堀地区防災隊」は馬堀地区の各町内会の防災担当の皆さんで編成される、避難所の運営等を行ってくださる組織です。
 今回の内容は自宅が被災するなどして、地域の皆様が本校体育館に多数、避難して来られることを想定した訓練でした。HUG(ハグ=難所ーム)という風にも言われているそうです。
 避難者役は町内会員の皆様。あらかじめ用意されたカードを引き、様々な被災状況にある避難者役を演じます。防災隊の皆さんは受け付担当、案内誘導担当、被災状況別のブース担当などに分かれて、避難者役の皆さんを受け入れます。
 避難者の想定は年齢層、性別、被災状況、言葉が通じない旅行者、ペット連れ、保護者とはぐれた幼児、スマホをなくしてパニクっている若者、など多岐にわたります。「そうか、そういうケースもあるよな……」と気づかされるような、リアリティーのあるものでした。受け入れ側にはどんな人たちが避難してくるか知らされていないので、その場の判断で仕分けや対応をしなければなりません。「今日の勉強会にはいざとなると‟できないんだなぁ”ということを身をもって体験する目的もあります」防災隊長の方お話の意味がよくわかりました。

 
掲示者: 13時02分