.学校: 主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニング)って?

 GW終りから一週間後の雨降りの週あけ,皆さんの様子が気になって,教室をひと回りしました。併せて今日の視点は……「主体的・対話的で深い学び」。
 「主体的・対話的で深い……」は,このサイトでもたびたび登場させましたが,これとセットで示されることのある「(アクティブ・ラーニング)」(以下「AL」)の方は,あまり前面に出してきませんでした。
 文部科学省の方でも,カタカナ言葉の採用には慎重な立場をとるため,この「AL」の方は表に出したり引っ込めたりしながら,新学習指導要領の告示を迎えた経緯があります。
 本文からは姿を消したものの,『総則』の解説編などでは( )に収めて添えられる形で落ち着きました。
 「AL」はもともと,講義中の大学の学生たちに居眠りをさせないために,主体的に参画させるノウハウを検討する中で生まれた発想です。さすがに小学校で居眠りをしている児童はそんなにいるわけもなく(ゼロではありませんが),小学生にとっての「主体的・対話的で……」ってどういうこと? というようなことを考えながら教室を回っています。
 写真からも……先生やほかの児童との対話,ほかの児童の考え方との対話,資料等様々な情報との対話……様々な対話の姿があることがわかります。
 あとは,これに「深い学び」がどう伴うか……ということになります。これには,学習内容が本当の意味で「自分ごと」になっていかなければならないのだろうな……と思います。すでにそうなっているケースも,もちろんあるのですが。
 「深い学び」と「自分ごと」についてはまた改めて,話題にしていきます。
 
掲示者: | 2023年 5月 15日 (月曜日) 9時54分

.学校: 素晴らしき日曜日〜朝井閑右衛門 展(横須賀美術館)

 没後40年に合わせて開催されている展覧会に行ってきました。
 朝井作品は常設展でもたくさんみてきましたが,それらはほんの一部でしかなかったことが改めて分かりました。
 「展示室1」で迎えてくれる出世作「丘の上」はいきなり圧巻。展示室いっぱいの“引き”(作品と対峙するために必要な距離)を必要とするくらいのサイズももちろんのこと,抑揚のある筆致ひとつひとつに,時間を忘れて見入ってしまいました。審査員を務めていた山本鼎の記録エッセイ(?)が掲載された当時の美術雑誌も展示されており,文展の舞台裏のエピソードが結構面白かったです。
 作品群からは形や色彩もさることながら,絵具を混ぜたりカンバスに置いたりしていくときの音やオイルの匂いまでもがよみがえってくるようで,ちょっと懐かしい感覚に襲われました。校長室にイーゼル立てて,休憩時間に,点描あたりから制作,再開してみようかな……。
 地階のラリック展,作品が少しずつ入れ替わっている常設展,新たに収蔵された作品の紹介など,今回も,見ごたえがありました。
 敷地内のアジサイも……早くも見ごろを迎えています。

没後40年 朝井閑右衛門展
2023年4月22日 (土) 〜 2023年6月18日 (日)
休館日 5月8日(月)、24日(水)、6月5日(月)

●「ちょっと遠乗り」編〜山本鼎の故郷へ
https://schoolnet.edu.city.yokosuka.kanagawa.jp/schoolnet/ictea-gw/modules/ictea_jblog/index.php?smode=Monthly&action=View&event_id=44966&caldate=2022-10-31&schid=30&block=0

●横須賀美術館
https://www.yokosuka-moa.jp/exhibition/
 
掲示者: | 2023年 5月 21日 (日曜日) 11時13分

.学校: もうすぐ梅雨入り!?

 美術館のアジサイを見て,梅雨も近いことに気づきました……というくらい,学校の時間はいつも駆け足です。ちゃんとカレンダーで確認したら,旧一学期,前期前半もすでに半分を過ぎていました。
 いつものように,週明けに教室をひと回り。それぞれの学年,学級で学習がずんずん進んでいるのがわかります。廊下ギャラリーの成果物も次々と更新され,児童の皆さんも,教材の植物と同じように枝葉を広げているような……。
 もうすぐ梅雨入り。季節の変わり目,児童も先生たちも体調を整えて過ごしていくことができたらよいな,と思います。
 
掲示者: | 2023年 5月 22日 (月曜日) 13時53分

.学校: 1年生を迎える会

 児童の運営委員会の皆さんの企画運営による「1年生を迎える会」を開催しました。
 
1年生が入学してから,もうひと月以上がたちました。皆さんはもう,1年生と交流していますか? 1年生にとって,学校がさらに楽しい場になるように,今日は,1年生と一緒にみんなで楽しみましょう!(司会原稿より)

 最初のプログラムは環境委員の皆さんによる「根岸小学校〇×クイズ」。知っていそうで知らない,学校にまつわるクイズを,環境委員会の視点も大切にしながら出題してくれました。
 会場の皆さんが温まってきたところで……
 次は体育委員会の皆さんによる「全校,体でじゃんけん大会」。タイトルの通り体でグーチョキパーを作って,体育委員会の代表選手と対戦しました。
 最後は音楽委員会の皆さんの伴奏で「みんなで歌おう校歌」。屋外の演奏とは違って,合奏の音が歌声と合わさり一つの響きになって体育館を満たしました。「音が響いて,気持ちよかったです。」(指揮者を務めてくれた児童の感想です)
 1年生からも,とても心のこもったメッセージの発表があり,和やかな雰囲気の中でお開きとなりました。

 コロナ禍明けを象徴するようなイベントになりました。
 
掲示者: | 2023年 5月 23日 (火曜日) 13時50分

.学校: 心肺蘇生法とエピペン研修

 プール授業等,本格的な教育活動が始まるこの時期に合わせて,標記の研修会を行いました。
 毎年,繰り返し実施している研修会ですが,ブランクがあると手順を忘れてしまっていたり,重要ポイントを再認識しなおしたりということが多くあります。定期的に実施することの大切さを再認識しました。
 
掲示者: | 2023年 5月 24日 (水曜日) 16時24分

.学校: 緑の募金運動週間〜環境委員会の取組

 児童の環境委員会で緑の募金運動を進めています。
 ちょっぴり早めに登校してスタンバイしていた委員の皆さんが募金箱をセットすると……登校してきた皆さん,それぞれ,小さな手にしっかり大切に握りしめてきた思いを寄せてくれました。

●国土緑化推進機構
https://www.green.or.jp/bokin/

●過去の募金活動
https://schoolnet.edu.city.yokosuka.kanagawa.jp/schoolnet/ictea-gw/modules/ictea_jblog/index.php?smode=Monthly&action=View&event_id=45747&caldate=2023-2-28&schid=30&block=0
 
掲示者: | 2023年 5月 25日 (木曜日) 8時41分

.学校: プールでヤゴとり〜2年生生活科

 プール清掃に向けた水抜きに合わせて,今年もヤゴ取りを行いました。虫取り網などを手に,児童の皆さん貴重な体験を楽しんでいました。

● 学習指導要領上の位置付け
1 目 標
⑴ 学校,家庭及び地域の生活に関わることを通して,自分と身近な人々,社会及び自然との関わりについて考えることができ,それらのよさやすば
らしさ,自分との関わりに気付き,地域に愛着をもち自然を大切にしたり,集団や社会の一員として安全で適切な行動をしたりするようにする。
⑵ 身近な人々,社会及び自然と触れ合ったり関わったりすることを通して,それらを工夫したり楽しんだりすることができ,活動のよさや大切さに気付き,自分たちの遊びや生活をよりよくするようにする。
2 内 容
1の資質・能力を育成するため,次の内容を指導する
〔身近な人々,社会及び自然と関わる活動に関する内容〕
⑸ 身近な自然を観察したり,季節や地域の行事に関わったりするなどの活動を通して,それらの違いや特徴を見付けることができ,自然の様子や四
季の変化,季節によって生活の様子が変わることに気付くとともに,それらを取り入れ自分の生活を楽しくしようとする。
 
掲示者: | 2023年 5月 25日 (木曜日) 10時19分

.学校: おいしい給食〜きょうは“初サバ”

 今日は記念すべき,「初サバ」給食でした。
 昨年度,鯖の,給食食材としての採用が決まって以来,「骨,大丈夫かな……」というのが,関係者の間でずっと話題になっていました。みかんが出ても「自分で皮むいて食べたことがない」児童がいて,困ってしまったなんてことが普通にあり,魚の骨ともなると……。
 教室に行ってみると……
 みなさん,お箸を器用に使って上手に食べていました。
「ココの“センターライン”にお箸入れると,きれいに割れて食べやすくなるよ」「うわっ,ほんとだ!」「そうそう黒いお肉のとこね,血あいっていうんだよ。ところで,骨は大丈夫?」「2本見つけました。でもね,細いから噛めばごっくんできちゃいますよ」
 という具合でした。コドモを侮ってはいけない……。
 
 名作アニメ映画のワンシーンみたいに,骨を取り除きながら
「美しいだろう?すばらしい曲線だと思わないか?」(スタジオジブリ「風立ちぬ」より)なんて,食材を丸ごと楽しむことができるようになるとよいですね……。
 私も小学生のころ,バルサ材重ねて,ライトプレーンのリブ,削り出してました。給食の食材はもっぱらクジラばかりで,魚といったら,メルルーサぐらいしか献立に上がっていなかったけど……。
 
掲示者: | 2023年 5月 26日 (金曜日) 10時49分

.学校: 熱中症防止ミスト,新設

 熱中症リスクが高まる季節を前にして,標記の“開通式”を行いました。児童の委員会の皆さんが口上を述べて……
「用務員さん,設置工事,ありがとうございました。みんなで大切に使います!ではぁ〜準備はいいですか?」
 代表の皆さんがテープカット。ギャラリーからは大きな歓声が上がりました。
 
掲示者: | 2023年 5月 26日 (金曜日) 13時43分

.学校: 第1回 小中一貫の日

 今年度第一回目の大津中学校ブロック小中一貫研修会を実施しました。今回のお題は「構成的グループエンカウンター」。専門の先生(NPO日本教育カウンセラー協会公認リーダー)を講師にお招きして,体験活動を交えた研修会を行いました。(教育委員会の指定日は5/24でしたが,中学校の修学旅行催行のため日を変えて開催)

 グループエンカウンター,我々世代(アラウンド還暦)にとっては,若いころ,学級経営をする上で必須の手法だったのですが,最近は……。「主体的・対話的で深い学び」を下支えする機能や,コロナ禍等で子供たちのリレーションの再形成が必要になっていることを考えると,さらにニーズが高まっているように思います。
 我々にとってはおさらいの意味で,経験の浅い先生たちにとっては多くの示唆を得ることができる,大変,有意義な研修会になりました。

● NPO日本教育カウンセラー協会
https://www.jeca.gr.jp/

● 学習指導要領上の位置付け
(市の「小中一貫教育事業」の根拠)
小学校『総則』第1章第2の4の(2) (解説編 p.74)
(2) 中学校学習指導要領及び高等学校学習指導要領を踏まえ,中学校教育及びその後の教育との円滑な接続が図られるよう工夫すること。特に,義務教育学校,中学校連携型小学校及び中学校併設型小学校においては,義務教育9年間を見通した計画的かつ継続的な教育課程を編成すること。
(「義務教育9年間を見通して児童生徒に必要な資質・能力を育むことを目指した取組」にかかる「工夫」の例示)
・ 教職員の合同研修会を開催し,地域で育成を目指す資質・能力を検討しながら,各教科等や各学年の指導の在り方を考えるなど,指導の改善を図ること。
 
掲示者: | 2023年 5月 31日 (水曜日) 13時56分