【研究テーマ】論理的思考力を育む授業の創造
(横須賀市教育委員会「プログラミング教育」研究助成事業)
レポートが遅れてしまいましたが……11/18(木)に,標記の研究授業を行いました。
1年生の歓迎ビデオを作成するにあたって,その内容構成やプログラムの順番を考えることと併せて,その過程で論理的思考を働かせる,というものです。
低学年で論理的とか,プログラミングテキシコーとかを扱うことができるの?という声も聞こえてきそうですが,できるのです。お掃除の手順をみんなで考えるとか,朝や帰りの会のプログラムを考えるとか……,様々な実践が報告されています。
今回のテーマもそれとちょっと似ていて,段取り,順番,課題解決のための手順などを扱います。
先生が提供した内容のカード(1年生用に色分けされています)をあれこれ並べ替えながら,前時までにグループ分けした内容を当てはめ,様々な条件を考え合わせながら,その適切な順番を探って行きます。
・べんきょう
・ばしょ
・イベント
・ルール
・かかりかつどう
大人でもあれこれ考えてしまいます。“つかみ”優先でイベントを最初に持ってくる……? 何も知らない1年生には最初にルールの提示が必要……?
児童の皆さん,あれこれ根拠を示しながら話し合い,それぞれのアイデアをまとめていました。担任の先生の授業観察を兼ねて行いましたが,気づくと,記録シートは子どもたちの活動記録メモで埋め尽くされていました。それだけ密度の高い,充実した学習になりました。

 
