2024年 3月 27日 (水曜日)

.学校: オトナの造形遊び〜造形教育研究会

 春休み,市の造形教育研究会で,プチ研修会を行いました。今日のお題は造形遊び。研究会で作ったカラフル割りばしを使って,造形遊びを体験しました。
 小学校の図画工作では全学年にわたって造形遊びが位置付けられています。

学習指導要領解説『図画工作編』p.26 より
○造形遊びをする

児童は,自ら身の回りの世界に進んで働きかけ,いろいろと手掛けながら,自分の思いを具体化するために必要な資質・能力を発揮している。
 そこには心と体を一つにして全身的に関わりながら,多様な試みを繰り返し,成長していく姿がある。遊びがもつ教育的な意義と能動的で創造的な性格に着目し,その特性を生かした造形活動が「造形遊びをする」の内容である。
 学習活動としては,想像したことをかく,使うものをつくるなどの主題や内容をあらかじめ決めるものではなく,児童が材料や場所,空間などと出会い,それらに関わるなどして,自分で目的を見付けて発展させていくことになる。
 「造形遊びをする」では,児童が,つくる過程そのものを楽しむ中で「つくり,つくりかえ,つくる」とい,学びの過程を経験している。

 低学年では,材料を「並べたり,つないだり,積んだり」するなどしてつくる,ということが,創造的な技能として位置付けられています。
 小学?十年生の大人たち,それぞれに形や色と向き合い,思い思いの表現をし,そこではそれぞれどんな知識・技能や思考・判断・表現の能力を働かせたのかを語り合っていました。
 割りばし,あえて色付けてなかったら,どうなるの? クラスの人数に対してどのくらいの材料を用意したらよいかねぇ,材料として扱いやすかったことは話題になるけど,やりにくさを共有することにも意味があるよね…。実際の授業を想定しながらあれこれ協議を進めました。

●人生初の造形遊び授業,やってみた
https://schoolnet.edu.city.yokosuka.kanagawa.jp/schoolnet/ictea-gw/modules/ictea_jblog/index.php?smode=Monthly&action=View&event_id=44103&caldate=2022-5-31&schid=30&block=0

 
掲示者: 14時43分