先日、地域の方から「追浜中生が駅の近くで大声で歌って騒いでいた」と連絡をいただきました。別の日には、「追浜中生が公共施設の壁を叩いて壊そうとしていた」と連絡をいただきました。どちらも、地域の方々へ迷惑をかけてしまっている許し難い行為です。連絡をいただいた翌日には担任からクラスの生徒へ内容を周知し、情報提供を求めました。多くの場合、悪意があって行った行為については、自分が叱られることを分かっているため、正直に申し出てくることはほとんどありませんが、本校ではいずれの件も情報提供を求めた直後に本人たちからの申し出があり、すぐに解決に至りました。追浜中生が素直な心をもっていることを実感することができたうれしい出来事でした。
中学校生活の中で、子どもたちは失敗の中から多くのことを学び成長していきます。周囲に迷惑をかけることはもちろんあってはいけないことです。しかし、それ以上に大切なのは、「失敗をした後に自分の失敗を正直に認め、その先正しい道を歩むこと」です。子どもたちが失敗した時に正しい方向を示すことで子どもの成長を支えることが我々教職員の仕事でもあります。
この先も、どんな時でも素直で正直に「美しく生きる」ことができる追浜中学校を「生徒と共に」目指して、日々の教育活動に取り組みます。保護者のみなさまにおかれましても、引き続き本校の教育活動にご協力をお願いいたします。
