2022年 10月 6日 (木曜日)

.学校: 【衣替えを考える】

 今日は朝から冷え込みました。寒暖の差が激しく、体調管理には気を使うところです。
 今朝あいさつのためプール近辺に立っていると、ブレザーを着た生徒が多いことに気が付きました。その一方で、Yシャツ姿しかも半そでの生徒も複数登校していました。「寒くないの?」と問いかけると「大丈夫です。」と答えが返ってきます。「大丈夫」の裏には、「寒いけど我慢します。」の意味が込められているような気がします。
 日本には四季があり、同じ季節であっても寒暖差があるため、古来日本人は季節によって身につける服装などを一斉に変える習慣がありました(ある書物によると平安時代から)。概ね6月1日と10月1日に設定されています。
 しかし、人によって寒暖の感じ方は違います。日本の習慣として6月1日と10月1日に設定されるのは良いのですが、自分が身につける服装は、自分で季節を感じ、その時にあった服装を整える、いわば自律心を持ってもらいたいと思っています。
 そのようなわけでこの秋期は衣替えをピンポイントで設定していません。自ら自分の体調や気温等に合わせ、正しい服装で登校してほしいと思います。学校ではなく、ご家庭でのご指導をお願いします。
*6月を過ぎても寒いときはあります。10月を過ぎても暑いときはあります。自分自身で判断できるようになるといいですね。
掲示者: 8時56分