2021年 11月 1日 (月曜日)

.学校: Chromebook 事始め-2

 放課後の教室を回っていると,こんな光景が(写真左上)……。担任の先生とスクール・サポート・スタッフが全児童のChromebookを並べて作業をしています。端末の脇には,児童のアカウントとパスワードを書いた用紙が……。2年生の端末活用開始に先駆けて,アカウントの設定をしているところでした。
「2年生はまだ,ローマ字,読めませんから,ココだけはオトナがやってあげないと……」
 そう,大人はすっかり忘れてしまっているけれど,ローマ字の学習は3年生から始まります。ローマ字と数字で構成されるアカウントはフツーに考えたら,低学年の児童は読み書きできません。
 というようなこともあってこの作業が必要になった,ということです。
 下半分の学年では発達の段階を考えて,パスワードは機械的に割り振り,指導者側で管理できるようにしてあります。学年が進むにつれて,自己管理できるように指導していきます。
 市内中学校からは早くも,Chromebookやその扱いをめぐる生徒指導事案(パスワード盗用やなりすまし,不適切情報の拡散など)や破損事故などの報告が寄せられています。市の教育委員会も適切な活用のためのガイドラインを鋭意作成中ですが,完成までの間は,学校ごとに対応しなければなりません。

★上半分の学年では……(写真)
 運動会のダンス練習や理科の観察,実験,英語スピーチの資料探しなどで,日常的な活用が進んでいます。日々の指導実践を進めながら,本校ならではの活用スタイルを確立していきたいと思います。

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掲示者: 12時02分