2018年 7月 5日 (木曜日)

.学校: 5年生 マヨネーズ教室

 外部からゲストティーチャーをお招きして「マヨネーズ教室」を実施しました。これは、キューピー株式会社がCSR(社会貢献)活動の一環として行っている出前授業です。
 マヨネーズができる仕組み(乳化)や容器の工夫、製造の様子などについて事前レクチャーをしていただいた後、調理室で実習を行いました。
「黄身とお酢と油が手をつないで乳化します。工場の機械に負けないくらい一生懸命かき混ぜてね!」
 児童の皆さんは、卵割りから卵白セパレート、調味料を加えながらのかき混ぜまで、作業を分担して熱心に取り組んでいました。乳化が進み、酸味を帯びた香りとあわせて程よい感じのとろみが出てくるとあちこちから歓声があがりました。マヨネーズ完成後は、各班の“作品”をきゅうりスティックにつけて、お互いに食べ(味見)比べをしました。

[実習後の質問&感想コーナー]
Q→
お酢などの材料は家にあるものでも使えますか?
A→製品にはリンゴ酢を使っていますが、米酢などおうちのお酢でもOKです。
Q→黄身の加熱処理は何度くらいでしているのですか?(自家製マヨネーズはつくり置きができないけれど、製品化の際は熱処理を行う……ということから)……ウーム、鋭い質問。
A→そうですね、熱しすぎると固まってしまいますからね……、でもぉ、それは、、、、企業秘密です(笑)。
Q→ボクはやっぱり市販品がおいしいと感じましたが
A→研究に研究を重ねて皆さんのお口に合うようにしています。皆さんのマヨネーズも各班で少しずつ色や粘度が違っていましたが、それは調味料のブレンドや、混ぜ方、材料を加えるタイミングなどで微妙に変わってくるのもです。

 最後にお土産をいただいて終了しました。
 お土産のビニル袋は製造過程で出てしまうボトルネックの“端切れ”を再利用したもの。講師の方のエプロンは別事業でサラダを製品化するときに出てしまう、レタスの外葉で染めたものだそうです。
 4年生の社会科の学習のおさらいも併せてできた、「マヨネーズ教室」でした。
★マヨネーズ教室詳細は(外部リンク)
https://www.kewpie.co.jp/company/activity/food/03/index.html

 
掲示者: 10時54分