2023年 4月 7日 (金曜日)

.学校: 令和5年度が始まりました

春休みの間に岩戸の桜は満開のトンネルとなり、4月7日は柔らかな緑の若葉に迎えられた始業式と入学式になりました。

 在校生は学年が一つずつ上がり、新たなクラスでの活動が始まりました。始業式で集まった子どもたちのわくわくやどきどきの期待感いっぱいの気持ちは、見えない信号となって体育館に広がりました。今年度は小学部26名、中学部16名、合わせて42名の子どもたちでスタートしました。

 午後は小学部6名、中学部6名の新入生を迎え、入学式が行われました。毎年この時は『誰がつくった文字なのだろう くさかんむりに雷とかいて つぼみと読むのは素晴らしい』という杉山平一さんの一節を思いだします。花々の小さなつぼみの中で、時が満ちた瞬間に雷が鳴り次々に開花する様子は、日々の生活や体験で成長する子どもたちと重なり、目に浮かぶようです。

 新入生の皆さんは、今日を踏みしめ明日へと一歩踏み出すために、ひとつずつ経験を積み重ねていってほしいと思います。そして、花が咲く瞬間に蕾がぱっと弾けるような喜びや煌めきを心とからだ全部で味わってください。

 コロナ禍であっても、学校でいろいろなことを学習し経験できるよう、一日一日を大切に、99名の教職員一同、力を合わせてお子さんの成長を見守り、指導をしてまいりたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。


 
掲示者: 15時42分