.学校: ミシン学習のお手伝い〜5年生

 「校長先生コウチョウセンセイ,大変です!人が足りません!」(それ,いつものことでしょう(苦笑))と心の中で呟いていたら,今日の人手不足は,ミシンを使った授業の補助,とのことでした。子供たちが(先生も?)不慣れなのに加えて,危険が伴うので,複数で指導に当たることが多いのです。
「あっ,それね,早く言ってくれればいいのに〜,私,日常的に使ってますから(笑)」
 いつものようにエプロンをかけて“出動”しました。
 本日のお題は「方向転換」と「返し縫い」。
 使い慣れてしまえば何でもないことなのですが,ミシンの仕組みを理解して,縫い方に反映させるまでは,アタマの中であれこれ?!?!!???が飛び交います。(こうすればこうなる,こうしないとこうなる,こうするためにはこうする……)
 家庭科の学習は「調理」にしても「布を用いた製作」にしても,プログラミング的思考の連続です。縫い糸の取り回し,電源のon-off,布おさえの上げ下げ,布の進行方向に合わせたセッティング,方向転換の手順……,児童の皆さん,作業目的に合わせた様々な操作を繰り返していました。きっと,頭の中,ぐるぐる回っていたと思います。

●関連情報「ガイアの夜明け」(テレビ東京系)
なぜ今、ミシンが復活!入荷待ち1カ月も… 
https://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/backnumber4/preview_20230210.html

●学習指導要領上の位置づけ
B 衣食住の生活

 次の⑴から⑹までの項目について,課題をもって,健康・快適・安全で豊かな食生活,衣生活,住生活に向けて考え,工夫する活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
⑸ 生活を豊かにするための布を用いた製作
ア 次のような知識及び技能を身に付けること。
(ア) 製作に必要な材料や手順が分かり,製作計画について理解すること。
(イ) 手縫いやミシン縫いによる目的に応じた縫い方及び用具の安全な取扱いについて理解し,適切にできること
 
掲示者: | 2023年 2月 10日 (金曜日) 12時36分