.学校: 本校の「働き方改革」はどうなっているのか

●今年度の取組
 最近の取組をいくつか挙げます。

▶ 「タイムカード」導入!
 他校から遅れること3年,11月から,出退勤記録をワンタッチで残すためのシステムを導入しました。これまでは,毎日,手元の記録シートに出退勤時刻を手入力(手書き)する作業をしていました。こういう煩わしい作業から先生たちを解放するとともに,より正確な記録を残すことができるようになりました。
 「学校って,そんなだったの?」「民間企業では考えられない」……そんな反応が返ってきそうですが,これが実態でした。

▶ ストレスチェックの結果は……
 勤務時間と合わせて,働き方改革の指標の一つとされているのが,仕事の量的負担や健康リスク等を測る,ストレスチェックです。慢性的な教員不足の影響もあり,本校の測定結果はこのところ悪化の一途をたどっています。
 このようなことからも,教員の働き方改革の推進は急務,と言われていることが分かります。

●H31の『働き方改革』答申
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/079/sonota/1412985.htm
 働き方改革を進めるための根拠となっているのが,この『答申』です。これに基づいてその後,様々な方策等が示されました。以下はその中から最もよく引用されている箇所です。

‘子供のためであればどんな長時間勤務も良しとする’という働き方は,教師という職の崇高な使命感から生まれるものであるが,その中で教師が疲弊していくのであれば,それは‘子供のため’にはならない

▶ カリ・マネと一体化した働き方改革
 別記事でお伝えしたように,年度末反省の取り組みを通して,学校運営にかかわる工夫改善を進めています。
 文科省の発出物や,有識者のさまざまな言説に触れながら,本当の意味で,‘子供のため’になるような取組を進めていきます。

●過去の記事
カリキュラムマネジメントと一体化した働き方改革

https://schoolnet.edu.city.yokosuka.kanagawa.jp/schoolnet/ictea-gw/modules/ictea_jblog/index.php?smode=Monthly&action=View&event_id=46980&caldate=2022-12-31&schid=30&block=0

● 文部科学省webサイト「学校における働き方改革について」
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/hatarakikata/mext_00001.html
 サイト内では,『働き方改革事例集』が示されています。この業務を改善すると「○時間の時間が削減」できるという具合に,です。例えば……
▶ 通信簿の前期所見記入をやめると→30時間(もっと多いんじゃないかな……)
▶ 作品募集・作品展への出品→10時間(横須賀市ではすでに取り組みを開始しました)

 
掲示者: | 2022年 12月 23日 (金曜日) 11時11分