2022年 9月 9日 (金曜日)

.学校: 5年キャンプ

 7月22日(金)23日(土)、5年生が三浦YMCAグローバルエコヴィレッジに1泊2日のキャンプに行きました。目の前に海が広がる豊かな自然の中で仲間たちとともに過ごしたキャンプ。カレンダーを見ると、あれからもう2か月余りが経ちますが、子どもたちの心の中には楽しかった思い出が昨日のことのようにずっと息づいていることと思います。
 キャンプ1日目。朝、追浜駅に集合です。集合時刻の30分前、もう子どもたちが集まり始めました。夏の日差しに照らされた表情にワクワクした気持ちがあふれ出ています。元気に出発式を行い、電車に乗りました。三崎口駅へ向かう電車の中のマナーもとても立派です。おしゃべりはせず、視線と笑顔で心の会話をしています。間もなく豪雨の雨雲が通るとの予報があったため、三崎口駅で1時間程待機をさせていただきました。一時は近くの人の声も聞き取りづらいくらいの豪雨と雷でしたが、雨雲が通り過ぎた後は、すっかりいい天気です。雨の後の道路状況を考慮して一部コースを変更しましたが、みんな元気にウォークラリーをして、三浦YMCAグローバルエコヴィレッジに着きました。
 早速、海岸に行って磯遊びです。子どもたちのうれしそうな声が聞こえてきます。「きれいな貝殻見つけたよ。」「あっ、何かいるよ。」「魚を捕まえた!すごくちっちゃい。」「わっ、逃げちゃった。」「見て見て、カニを捕まえたよ。」魚、貝、カニ、エビ、いろいろな生き物とふれ合いました。
 野外炊事でのカレー作り。野菜の皮むき、火起こし、楽しそうな姿の中に一生懸命で真剣な眼差しが光ります。火起こしがとても上手で、すごい火力の班もあります。心も薪も燃え上がっています。「うまくできた。」「おいしいね。」みんなで楽しくいただき、お腹も心もいっぱいです。ご馳走様をしたら片付けです。用具洗いやかまどの掃除。なかなかたいへんな作業ですが、みんなで協力してしっかりできました。終わった後の炊事場は、スッキリとてもきれいになりました。
 キャンドルファイヤー。火の子たちがキャンドルに点火 をしてスタートです。みんなで歌って踊りました。各グループの出し物もアイデアいっぱい工夫いっぱいでとても素敵です。笑顔と心をはじけさせ、自分たちのパフォーマンスを思いっきり発揮しています。自分たちが楽しむのと同時にクラスのみんなを楽しませようという気持ちにあふれています。その気持ちがお互いにつながり合い響き合い、輪になる子どもたちの心がつながり合う、素晴らしい時間になりました。
 ナイトウォーク。真っ暗な道を班で一つの懐中電灯を頼りに歩きます。ちょっと怖くて楽しいドキドキワクワクのウォーキングです。暗闇の向こうに見えたのは何?!
 キャンプ2日目。「おはようございます!」元気なあいさつです。朝は、すっきり?!目覚めて、起床時刻にはみんなしっかり起きてきました。みんなでラジオ体操をして、食堂で朝食をいただき、お腹もいっぱいです。
 シーカヤック体験教室。ライフジャケットを着てパドルを持つ姿がとても凛々しいです。海へ乗り出し、力いっぱいパドルで漕ぎます。「波が来たー」「ゆれるぅー」「いくぞー!」次第に慣れてきてスピードを上げたり方向転換をしたり、シーカヤックを操る姿も素敵です。
 シーカヤック体験の後、そのまま海岸で海水浴。打ち寄せる波にみんなで大はしゃぎです。波、潮、砂浜、景色など、海の自然と一体となってみんなで楽しみました。
 お昼のおにぎり弁当をいただいてから、2日間お世話に なった三浦YMCAグローバルエコヴィレッジとスタッフの皆様に感謝の気持ちを伝え、帰路につきました。
 帰りの道中、大きなバックを抱えながらも、疲れも見せずにキラキラした表情で歩く子どもたちが、とても頼もしく感じられました。みんな本当に素敵です。
 仲間とともにキャンプに向かって準備をしてきた時間、そしてキャンプ場での一つひとつのことが、子どもたちの楽しい思い出として、そして、これからにつながる大切な経験として、心に残っていることでしょう。
 保護者の皆様におかれましては、たくさんのご準備をいただき、また、ご理解とご協力をいただき、本当にありがとうございました。

 追浜小学校長

 

 
掲示者: 11時40分