2022年 5月 13日 (金曜日)

.学校: 先生が,足りない〜臨時の先生を募集しています

 関連記事のとおり,本校では慢性的に先生が足りません。ギリギリ以下の“綱渡り状態”で学校運営を進めている現状があります。ここでは現状についてのご報告と,今後の見通しについてまとめました。併せて,本校で教員としてお勤めいただける方を,この場をお借りして募集させていただきます。

▶ 出産休暇入り予定者が3名
→ 学年,学級別にお伝えしている通り,6月中に1名,夏季休業中に2名の教員が出産休暇に入る予定です。その代替教員の手配については現段階でまったく見通しが立っていません。

→ これについて教育委員会からは「学校での対応(人探し)も視野に対応をお願いしたい」旨の指示が出されています。

→ 市内各校の例では学校が教育委員会人事担当課の“出先機関”のような形になって,この“人探し”に当たっている現状があります。

→ そもそも,これが学校の本来業務に当たるのかどうかという議論もありますが,何を置いても教育活動遂行のために,立場を問わずに尽力している現状があります。

▶ 教育委員会の対応
→ ハローワークや種々の広報媒体を通して求人をしています。併せて,教員経験者等に個別の連絡による働きかけをしていますが,現時点において,配置できる教員は“底をついている”状況との報告を受けています。

→ いずれにしても,教育委員会事務局のデスクに座しているだけでは人材は確保できない状況にあるようです。

▶ 今後の見通し〜いくつかの想定と課題
→ 代替の教員が配置されない場合,応急措置として教頭が学級担任に,校長が授業に入る等の対応をするケースがあります。私も他校で週当たり10時間程度の授業を担当していたことがあります。

→ ただし,この場合は学校運営全体への支障が懸念されることになります。このため,教育委員会に対しては,応援体制の確立(教頭・校長業務を代替するための人員派遣,劣後順位の高い業務の免除等)を要請しています。

→ 一般教員により補欠体制を組むための空き時間“供出”は,あくまでも最終手段と考えています。教材研究や学級指導の準備等に充てる時間を圧迫し,様々な形ですべての児童・保護者の皆様に不利益が及ぶことになるからです。

▶ 先生,求む
→ このような事情からも,まずは校外のリソースに働きかけ,人材の獲得を進めなければないと考えています。以下のように募集案内をさせていただきます。保護者・地域の皆様のご協力をお願いいたします。

★ ご紹介をお願いいたします
 保護者・地域の皆様,並びにお知り合いの方等を対象に,本校で子供たちの指導に当たってくださる方を広く募ります。臨時任用(フルタイム),非常勤(授業のみを担当)等,お手伝いただける方はお申し出,あるいは可能な方をご紹介いただけると,大変ありがたいです。
 様々なご相談も含めて学校までご連絡ください。

教育委員会経由でのご相談・登録も可能です。
● 横須賀市教育委員会教育総務部教職員課
https://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/8130/rinnin-hijoukin-touroku.html

● 参考(教育委員会による求人広告より)
【勤務時間】(フルタイムの場合)
就業時間 就業時間 8時20分〜16時50分 就業時間に関する特記事項 多少の時間外勤務あり。休憩時間 45分

【仕事内容】
横須賀市内の小学校において、級外又は学級担任として学習指導、生活指導を担当して頂きます。また、校内では様々な業務分担がされており、そのいずれかを担当(非常勤の場合は“なし”)して頂きます。

【応募条件】
必要な免許 小学校教諭免許(専修・1種・2種)

● この後,様々なお立場の方にご尽力いただき,学級担任については代替教員の配置が一部実現しました(10月追記)
掲示者: 16時20分