週明けから児童の皆さんをお迎えするにあたって,標記のようなテーマで研修会を行いました。講師は教育委員会の心理士の先生と担当指導主事。
まずは冒頭,意外にも「働き方改革」の話題からスタート。
「合言葉は“や・か・ま・し・い”,です。先生たちが余裕のない状態では,子供たちと柔軟な向き合い方ができませんから……」
ウーム,確かに。「不登校」という状況の要因は様々で,一つの要因に決めつけることは禁物,といわれます。
先生たちが「この子は○○」とか「……べき」という意識で子供と向き合ってしまうと,それが“そぶり”に表れてしまう。先生たち自身が意識の中で,目に見える成果を短期間で求めてしまうと,それもマイナスに働いてしまう。「不登校=困った事・悪いこと」ではなく「不登校=必要なこと・大切なこと」という風に見方を変えていくことが大切……。
指導主事の,学校の先生時代の失敗談も交えながら,様々なお話をいただき,自校の児童はどう?,をみんなで振り返るひと時を持ちました。
たいへん有意義な研修会になりました。
● や・か・ま・し・い
や→ やめる
か→ 簡単にする
ま→ まねをする
し→ してもらう
い→ 一緒にする
石川県健康福祉部少子化対策監室
『働き方を見直せば会社は成長する』
https://www.pref.ishikawa.lg.jp/kodomoseisaku/worklifebalance/documents/wlbtoranomaki.pdf
 
2022年 8月 25日 (木曜日)
.学校: 不登校を未然に防ぐ方法を考えよう〜夏休みに明け向けた研修会掲示者: 17時21分
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