2022年 2月 7日 (月曜日)

.学校: 年次研修報告会

 学校の先生は民間企業と違って,研修期間もろくに設けずに採用後,いきなり授業や学級担任をしなければならないので大変!とよく言われます。なので,初任者の最初の数か月は疾風怒濤の日々になります。せっかく,この仕事に就くことができたのに,この期間に辞めてしまう先生も少なくありません。
 それを補うような形で,経験年数に応じた研修が用意され,そのうちのいくつかは法的に義務付けられています。1年目,2年目,3年目……と最初は高い頻度で,その先は6年目,概ね10年を過ぎたあたりで,という具合で,です。
 校外の研修会に出かけることもあるのですが,それと並行して大切,とされているのがOJT(On-the-Job Training)です。先生たちの仕事時間の大半を占める授業等では,仕事場である学校現場で先輩たちの実践を参考にしながら改善を図る試みが,高い効果をもたらすと言われているわけです。
 今年度は採用から6年目と10年超の経験者がいる(OJTのパートナー)ので,年度末が近づいたこの時期に,これまでの研修成果を発表・共有する機会を持ちました。
 最新のGIGAスクール環境を生かした授業実践,先輩の先生たちから職員室で日常的に学んだことを生かした授業実践,「多層指導モデル」MIMによる指導実践……それぞれの持ち味や得意分野を生かした取組は,それぞれに素晴らしいもので,思わず目を細めてプレゼンに聴き入ってしまいました。
 こんなふうにして「バトン」をちゃんとお渡ししますので,皆さん,‟こちら”に来てください!

●「#教師のバトン」プロジェクトについて文部科学省
https://www.mext.go.jp/mext_01301.html

●関連報道(NHK)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210408/k10012963621000.html

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掲示者: 9時44分