2021年 12月 11日 (土曜日)

.学校: 馬堀地区防災隊「勉強会」〜6年生児童も参加・取材

 例年であれば6月に勉強会を行い,それを踏まえて9月に訓練という年間スケジュールが組まれているのですが,今年もコロナ禍の影響で変則的な取組となりました。
 本日のメインは講演会。地元出身の国会議員を講師としてお招きして,国政に直接携わるお立場からお話を伺いました。とりわけ環境大臣としてのご経験を踏まえたお話は,私たちの生活に密着しつつも地球規模の課題に迫るものでした。ペットと一緒の避難生活,備蓄食料と食品ロス問題……一見すると「環境」とは関係なさそうだけど,全部つながっているとのこと。
 本校6年生児童も総合的な学習の時間の一環で参加。関係の方々にインタビューをするなどの活動を行いました。
 ご講演後の質問コーナーで……
「いざというときに,私たち小学生にできることって,ありますか?」
 講師の方からは資料(リンク先の『一日前プロジェクト』p.5)の記載(避難所でのバナナもぎ取りエピソード)を例に,できることはたくさんある。「何かできますか?」と声をかけてくれるだけでも,たくさん見つかると思います。とのお話をいただきました。小学生というと,大人たちから見ると“守られるべき側の人”と捉えてしまいがちですが,その限りではない,とも。
 ここでもまた,子供たちを侮ってはいけない……と思いました。
 首相官邸から提供のあった『災害の「備え」チェックリスト』についても,児童から改善案が出されました。子供のいる家庭,女性,高齢者等それぞれがすべき「備え」に加えた方がよいモノとして,「UNO」などを挙げました。確かに。何もなくなってしまった避難生活の中で,みんなで一緒に楽しく遊ぶためのグッズ,必要です。小学生目線の提案に,参会者の皆さん,深くうなずいていました。
 とても密度の高い,有意義なひと時でした。

●児童によるレポート「マボり〜ラじお」
 アップまでに少しお時間,いただきますm(_ _)m
https://schoolnet.edu.city.yokosuka.kanagawa.jp/schoolnet/element/128mabori/21-6-1-radio/index.html

●防災隊〜これまでの取組
https://schoolnet.edu.city.yokosuka.kanagawa.jp/schoolnet/ictea-gw/modules/ictea_jblog/index.php?smode=Monthly&action=View&event_id=41626&caldate=2021-6-30&schid=32&block=0

●首相官邸『災害の「備え」チェックリスト』
https://www.kantei.go.jp/jp/content/000064513.pdf

●内閣府『一日前プロジェクト』
http://www.bousai.go.jp/kyoiku/keigen/ichinitimae/pdf/Ichinichi_Web2020.pdf


 
掲示者: 9時08分