(横須賀市教育委員会「プログラミング教育」研究助成事業)
1年生との交流会を企画するための計画や実施方法を立案するにあたって,プログラミング的な思考を働かせる学習を,総合的な学習の時間で行いました。
何のためにどんな活動をするのかというプランをまとめるにあたっては,その作業をどんな手順で進めるかというのが問題になります。必要なことは何?その優先順位は?それをどのようにプログラムに組み込んでいったらよい……? どんな仕事でも同じですが,それをきちんとやり遂げるために,ちゃんと考えなければならないことは山ほどあります。“あれもこれも”ではうまくいきませんし,ただ何となく思いついたことを,適当にこなしていくだけでもうまくいきません。
これらをきちんと整理して,順序だてて考えていくにはどうしたらよいか,ということを学習内容自体と併せて扱う研究授業になりました。
学習の過程では様ざまなtoolを用いましたが,興味深かったのが,「うめラいス」。これはコミュニケーションツールの一種で,クループ等で対話するときの心得を示したものです。それぞれ次の心得の頭文字をつなげてあります。
うなづく,
めを見る,
ラストまで,
いっしょう懸命に,
スマイルで
どんな交流会になるのか……楽しみにしています。