本校ではそれに代わるものとして,本日,自主的な研修会を企画しました。
今年度のお題はキャリアパスポートの活用について。
まずは,担当の先生からのこんなエピソードの紹介からスタートしました。先日受けたという研修会での講師のお話から……
「小学校を卒業して中学校,高校,大学へと進学して,その先に企業などに就職してそのままその会社に定着して仕事を続ける人の割合ってどのくらいだかわかりますか……? これ,40%くらいだそうです。それ以外の,半分をゆうに超える人たちは,途中で退学したり,転職したりして,様々に仕事を変えていくそうです。それだけにキャリア形成についてちゃんとした考えを持つってことが,より重要になる時代を迎えているっているっていうことです……」
ウーム,プチ研修会にしては随分とアカデミックな始まり方だな……。
将来就く職業が少しづつイメージしやすくなる上の学年(中学校など)では,メタ認知(自分の在りようを客観視すること)をしやすくなるのですが,下から上まで長丁場で,様々な発達の段階の児童が在籍する小学校では,こういう指導を一律に扱うことはできません。低学年には低学年なりの,中,高学年ではそれぞれに応じた取組が必要になります。
今日は学年ごとの取組実践を共有しつつ,それこそ学年間の接続や校種間の接続(小中一貫の視点を持って)を意識した取り組みの在り方について協議しました。
すでに実践している学年もありますが,今後,保護者の皆様にご参画いただく局面も多くなるかと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
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