2021年 3月 17日 (水曜日)

.学校: お手紙が届きました。

『浦賀の映画学校』を見た地元の方からお礼のお手紙が届きました。
地域の小学校の出身、お父様が造船所で仕事をされていたそうです。
感謝の言葉がたくさん綴られていて、受け取った私たちも感動してしまいました。

一部抜粋で、掲載させていただきます。

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浦賀小学校 6年生の皆様、教職員、多くの協力者の皆様

こんにちは。心からのお礼のお手紙を差し上げたく思いました。
私は、西浦賀で生まれ、卒業するまで地元の小学校に通いました。
今はもっと南の地域に住んでいますが、父はずっと浦賀ドックで働いて、船を造っていました。

今回、なつかしく素晴らしい映画を作っていただき、本当に嬉しくてうれしくて、涙が出ました。
特に最後の方に出てくる「大型船の進水式」を上の方から撮影した映像は、バックに流れる曲「ふるさと」と共にものすごく感動してしまって、大泣きしてしまいました。

進水式は、西浦賀の岸壁から何度も見て、「わあ〜!おとうさんが造った船だぁ〜♪」と叫びながら、湾に入った巨大船であふれてきた海の水を身体にかぶりながら喜びました。
父は進水式の前の晩、「明日はお父さんが造った船の進水式なんだ。今度の船は大きいんだよ。」と嬉しそうに言っていました。

船を造っていた父も、皆様が集めて作ってくださった映画を観て、指差しながら「ああ〜!こうだった。ああだった。あれは○○だ。」と嬉しそうに私に話してくれました。

『浦賀が元気だったころ』という言葉を時々耳にしますが、皆様がクラスふるさとの元気をなくしてしまったのは、私達大人です。
申し訳ありません。
今、こうして、若い方々が大きな仕事を成し遂げてくださり、本当に感謝しかありません。

もう卒業してしまったのでしょうか?」
このお手紙が届くかわかりませんが、若く可能性がいっぱいの皆様の、これからの人生が素晴らしいものであるように、心から願っております。

どうも、ありがとうございました。
多くの努力にも、敬意を込めて…。

2021年3月4日

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『浦賀の映画学校』は3月末まで、Youtubeにて無料公開されています。
ぜひ、一度ご覧ください。

https://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/0520/movie_channel/rekisi.html

卒業するまで6年生が登校する日数は、今日を含めて残り2日間です。


 
掲示者: 7時16分