お招きしたのは「馬堀小学校区地域づくり協議会」の皆様です。スク・コミ事業でお世話になっている市の職員の皆様も駆けつけてくださいました。
発表形式は「ポスターセッション」としました。これは,チームごとに設営したブースを,お客様が自由に巡って,掲示された資料(ポスター)などを見ながらプレゼンテーションを聞くというスタイルです。辻説法ならぬ,“辻プレゼンテーション”のようなものになります。
あらかじめ用意した資料(読み原稿)による発表に加えて,ミニ質疑応答コーナーもあるため,児童の皆さんにはかなり密度の高いコミュニケーション能力が求められます。
いくつかのチームを回ってみると……。
自分たちで考えた企画を実現するために入念なリサーチを行い,人,モノ,お金から始まって,環境問題,地域連携,作業の段取りに至るまで,様々な条件を考え合わせながら,調査研究をしてきた様子がうかがわれました。それほど緊張している様子も見られず,自信をもって発表や受け答えをしていました。
ご参会いただいた皆様は,年齢層もこれまで積み上げてこられたキャリアも様々です。それぞれのお立場からご質問やご意見等をいただき,その都度,チームのメンバーが説明を加えていました。ポスターを見ながらお客様と一緒に考えをめぐらす場面も……。
ポスターセッションでは,数回にわたって“出番”が回ってきます。改善しながら発表を繰り返すうちに,知らず知らずのうちにスキルが向上していくという利点もあります。
「こういうスキルが社会に出てから役立つんですよね。チームで企画立案したりプレゼンしたりする機会とか……たくさんありますからね」(お客様のつぶやき)
この後,児童の皆さんは振り返りとまとめを行います。“もしかしたら”プロジェクトの実現に向けた動きが始まるかもしれません。せっかくなので,事後報告はこの場(Web上)で発信してもらおうかな(笑)。
ご参会いただいた皆様,ありがとうございました。
[各チームのテーマ]
ゴミのある学校かゴミのない学校か / 花を植えましょう大作戦 / かべをきれいにしよう / きれいにしていっぱい遊ぼう / DIY改革 / 自分がすすんでいきたくなる学校へ / たんぽぽ広場をかえよう-1 / たんぽぽ広場をかえよう-2 / 安全,安心できる学校へ