2018年 9月 28日 (金曜日)

.学校: お囃子体験 4年生 音楽

 馬堀1丁目の「東竹澤お囃子保存会」の皆様を音楽科授業のゲストティーチャーにお迎えし,お囃子(5,6年生児童も演奏に参加)の鑑賞と和太鼓演奏の体験をさせていただきました。
 「お囃子やお祭りの活動は地域になくてはならないもので,様々な地域活動(先日の防災訓練等も)を皆さんで楽しく推進していくうえでも大切にしています。お稽古の時は気持ちを整えて演奏するために,履物をそろえるところから始めています……」。
 事前のお話をいただいて早速,体験コーナーに入りました。今回ご用意いただいた太鼓は「ツケ(締め太鼓の方)」と「オウド」の二種類。体験させていただいたのは「ツケ」の方です。
 はじめのうちは,教えていただいたリズムを一音ずつ拾いながらぎこちなく叩いていましたが,学年全員でリズムを声に出して繰り返していくうちに,何とも言えないグルーヴ感が生まれてきました。お囃子の言葉ではこれを「調子」というそうです。私たちが普段,「調子がいい」とか「調子が合う」などと当たり前のように使っているこの言葉のルーツも,こういうところにあるのかも知れない,きっとそれが伝統というものなのだろうな……。
 そんなことまで考えさせてくれた体験授業になりました。保存会の皆様,ありがとうございました。


 
掲示者: 7時49分