今週は4年生の授業の補欠に入りました。補欠といっても今回は自習監督。でも,ただ,子どもたちをしーんと黙らせてプリント学習,というよくある光景ではなく,ホントの意味の自習を見守るようなひと時になりました。
お題は国語科の「A 話すこと・聞くこと」という指導事項と,それに関わる単元です。
学習の流れは概ね以下のようなもの。
1 調べたいことを決める
2 アンケートをとる
3 アンケート結果を整理し資料をつくる
4 発表する
5 感じたことを話し合う
このような活動を通して,話すことや聞くことに関わる〔思考力,判断力,表現力等〕を身に付けさせる,というのが指導のねらいになります。
今週は↑の「3」「4」のフェーズに入っており,プレゼン資料(説明用のパネル=非連続的テキスト,読み原稿=連続的テキスト)を整え,明日3/4の発表会に向けたリハーサルを行いました。
リハーサルの合間に,これまでの取組の様子を子どもたちに聞いてみました。自分たちで調べたいことを考え,チーム編成を行い,Chromebookのグ―グルアプリを使ってアンケート集約をしてきたとのこと。それぞれの局面で働かせた国語的な見方・考え方や,教科を超えて育成される様々な資質・能力に思いを巡らせると,この学習に取り組む意味が,曼陀羅のように見えてきます。
あと,忘れてはならないのは教科等固有の学習内容に加えて,自分たちの学習の在りようをメタ認知(客観的に見て自己評価すること)して,自己調整を図りながら進めるという力。文字通り,きちんと“自習”が成立している様子を見て,みんな,素晴らしいな……と思いました。
●前回の補欠レポート〜道徳科 編
https://schoolnet.edu.city.yokosuka.kanagawa.jp/schoolnet/ictea-gw/modules/ictea_jblog/index.php?smode=Monthly&action=View&event_id=43320&caldate=2022-2-28&schid=32&block=0