放送室から体育館へとRCA端子(赤白黄の,あれです)用のケーブルを敷設する‟昭和組”の先生たちの作業を見て思いました。HDMIなんてデリケートで不安定な代物はあてにならない。アナログが一番だ!アナログでなぜ悪い!??
それはまあ,良いとして……
肝心の児童の皆さんの取組は,今年もまた心が温かくなるものでした。群読,ダンス,M1グランプリ風リレー漫才などに載せて,これまでの感謝とお祝いの気持ちを伝えていました。
体育館でのライブパフォーマンスでは実現できないような工夫もあり,平成組(先生も含めて)もなかなかやるなすごいな,と思いました。一人一人が手をふりながらメッセージ言ってフレームアウト,なんて,これまで通りの見方・考え方では思いつかないアイデアですから。
これまで縦割り班ごとに教室で行っていた「お別れ会」の方もまたコロナバージョンに変更。たくさんお世話になった1年生が在校生を代表して,体育館に移動する途中の6年生を廊下で待ち伏せする形で,お礼のメダルを手渡すという演出です。
「ありがとね!」「キミたちが6年生になるころは私たち,もう高校生だからね。一緒にがんばろうねっ!」
彼らにとっての6年間って,そういう年月なのですね……。
卒業まであとひと月。授業日数にして20日を切りました。残りの日々を充実したものにして,笑顔で巣立っていってくれるとよいな,と,しみじみ思いました。