コロナ禍の影響で,校外の施設見学が思うようにできないため(昨年は「ダム」まで遡って見学),今年度はこのような形態の学習に代えています。
授業はレクチャーと実験の2パートに分かれて実施していただきました。
体育館はレクチャー編。たくさんのスライドを使って,市の上下水道事業のあらましを説明していただきました。
理科室では浄水の仕組みを学びながらの実験を行いました。ペットボトル内につくった泥交じりの「汚水」に,凝集剤のPAC(ポリ塩化アルミニウム)を加え,泥の粒子を凝集,沈殿させる過程を体験。ボトルを激しく振ったり緩やかに撹拌したりしていくと……
「おっ,スゲッ,ツブツブが大きくなった!」「だんだん沈んでくよ……」あれこれつぶやきながら,水の変化を細かく観察していました。
上下水道局の皆様,貴重な体験をさせていただきありがとうございました。
「水道の水がそのまま飲める国,日本」……これからきっと,水道水がより“ありがたく”“おいしく”感じられるようになると思います。