夏休み前から準備を進めてきた研究授業を実施しました。
今回の単元は「広告と説明書を読み比べよう」というもの。読む力を身に付けるために,家電製品などの『広告』と『取扱説明書』を題材にして,両者の表現の仕方や工夫の違いを比較対照しながら読み取り,調べたことや考えたことを交流し合う学習です。最終的には学んだことをもとにして,広告づくりをするところまで計画されています。
児童の皆さんは両者の文章表現の違いやレイアウト,フォントの使い分け,写真や図の扱いの違いなど,細かいところまで熱心にチェックして気付いたことを付箋に書き出し,あれこれ対話を交わしながらグループごとに情報を整理していました。
メディアリテラシー(情報の読み書き)から始まって,社会科・家庭科(消費者学習等)や図工・美術科(デザイン分野)などにもつながる,発展性のある学習を題材にして,研究テーマに沿った研究協議を行いました。