子どもたちに呼ばれて中庭に駆けつけると、毛虫のような、とげのような突起がある黒い虫がたくさんいました。
調べてみると、中庭のエノキの葉を食性とするヒオドシチョウという蝶の幼虫でした。幼虫の時期も終齢になり、さなぎになる場所を探して地面に下りてきたところを子どもたちに見つかってしまったようでした。
毒がないことがわかり、危うく殺処分を免れた幼虫たちは、無事に逃げ延びて、子どもたちが届かず、雨風もしのげる体育館の屋根の下でさなぎになりました。今月下旬ごろでしょうか。オレンジ色のきれいな蝶が中庭を舞う日が楽しみです。