平成27(201)年9月2日発行

横須賀市立武山小学校

編集発行 校長 高 野 裕 司

 
   

武山小だより  

   

 

      

http://imgassets.com/irorio/uploads/2014/12/MALALA2.png ノーベル平和賞を受賞したマララさんが、国連で語ったスピーチの中にこんな言葉があります。「一人の子ども、一人の教師、一冊の本、一本のペンがあれば世界を変えられる」という言葉です。これは、教育がいかに偉大な力を持つかを語っています。そして教育を受ける権利がいかに尊いものかを語っています。世界には勉強したいと思う子供たちがあふれています。皆さんは、自分さえ、その気になればいつでも勉強できる環境にあることをもっと大切にしてほしいと思います。それが自分を大切にするということにつながります。

 また、マララさんの言葉は、【暴力にはなんの力もないこと】をも訴えています。自分が気に入らないことがあるとか、自分の思い通りにしたいと思って暴力を振っても、何の解決にもなりません。暴力ではなく、正しく判断して、解決する力をつけるために教育を受けるのです。なぜ勉強しなくてはいけないのかと思った時に、マララさんの言葉を思い出してください。周りの人たちと理解しあって、よりよく生きるために勉強するのです。みなさんが学校で学ぶのは、よりよく生きるためです。そして、生きるとは行動することです。前期後半はこんなことをしたいと決めて、まずは行動しましょう。すると次から次へとしたいことが出てきて、きっと自分を輝かせることができますよ。楽しみにしています。

 

【心がほっとした話2】

 夏休み前に全校朝会で[はきものをそろえる]という長野県円福寺の住職をされている藤本幸邦さんの詩を紹介しました。

そしてこの夏休みに親戚を病院に連れて行くことになった時の話です。病院に行くと、患者さんでいっぱい。そんななか、ある小学生と玄関先で出会いました。私たちは先に待合室に座っていましたが、その小学生は自分の靴をそろえ、他の患者さんの靴もそろえて待合室に上がってきました。自分の靴だけでなく、周りの人の靴をそろえる子がここにもいたことにうれしさを感じました。

座っていたおばあさんの「お嬢ちゃんありがとうね」の声とともに、待合室がパッと明るくなりました。

 履物をそろえておくことは、どんな意味があるのでしょう。友達の家に遊びに行った時、靴をそろえて脱ぐのは当たり前の礼儀ですね。トイレのスリッパは、次の人が履きやすいようにかかとのほうを手前にそろえて脱ぎます。次に使う人の人への思いが込められてると同時に、次に使う人も気持ちが良いのではないでしょうか。

 学校の靴箱に靴がきちんと揃っているのを見ると、今日も一日、子供たちの頑張っていこうという心が伝わってきます。

【9月行事予定】

 1日(火)給食開始 内朝会 委員会活動     

2日(水)避難訓練 代表委員会            

  3日(木)朝読書       

 4日(金)授業参観・懇談会(支援級・5・6年)修学旅行説明会(6年)           

7日(月)身体計測(6年)口座振替日      

8日(火)クラブ活動 身体計測(5年)       

9日(水)代表委員会 身体計測(4年)           

10日(木)朝読書 身体計測(3年)上下水道局出前授業(4年)     

11日(金)授業参観・懇談会(1〜4年)身体計測(3年) 

14日(月)身体計測(1年)

15日(火)身体計測(支援)

16日(水)口座振替日

17日(木)朝読書

24日(木)朝読書

27日(日)緑の国プロジェクト

28日(月)〜30日(水)集団歯科教室