平成27(201)年6月19日発行

横須賀市立武山小学校

編集発行 校長 高 野 裕 司

 
   

武山小だより  

   

 

      

 

校歌に込められた武小の児童の姿

                      

 先月5月16日で武山小学校創立125周年を迎えました。100周年から4分の1世紀25年たちました。そこで65年の時を経た校歌について、振り返ってみたいと思います。現在歌われている校歌は1951年(昭和26年)創立60周年の記念事業として創られました。作曲者は【月の砂漠】を作曲した作曲家、佐々木すぐる氏にお願いしました。作詞者はこの校歌の審査員だった横田笙人氏でした。横田氏の校歌作詞に関わる思いを【覚え書き】として残っているので紹介します。

 

 ◎ 一番は空飛ぶ小鳥のように、軽快に明朗に健康にコドモらしく成長してほしいという意味を込めました。ともすればコドモの世界まで暗くなるような現下の日本にもっと必要なものは、この健康な明るさであってほしいと思います。特にコドモの世界に、また学習の環境にこれがかけていては、教育の効果は決してあがらないと考えます。

 特に小鳥を配しましたのは、先日私が御校をおたずねしましたときの好もしい第一印象が強く作詞動機を刺激したのであります。校庭の樹にかけられてある小鳥の巣箱、教員室につってある小鳥かご、これらによって御校の教育に愛情細やかな情操教育の実践が観察せられ、非常に好もしい第一印象と感動を覚えたので特に一番に取り入れたのです。

 

 この後二番は【世界人としての公正な知識を修めて、正しい世界平和の道に進んでほしい】と祈りを込めた思い、三番は「絵のような風景から校歌を歌うたびに母校が見えてくるようにしたいと考えた。」とありました。

 横田氏の校歌の歌詞に込められた児童の姿には【健康で明るい姿】や【世界へと羽ばたく姿】そしてふるさと【武山小学校を愛する姿】が感じられます。まず大事なのは健康な体と心から始まります。【早寝・早起き・朝ご飯】と【あ・い・う・え・お】の心をかばんにつめておくことは、横田氏の思いと重なります。あ・い・う・え・おの心は、時代が変わっても大切にされる心だと思います。武山小の子どもも変わらない心でいてほしいと願います。

 

【心がほっとした話】

 

 

 昨年、家の近くのコンビニがリニューアルしました。そのコンビニで何度かコピーをさせてもらいました。コピーをするたびに、温かい気持ちにさせられます。なぜだろうかと考えたことがありました。

 ある日のこと、いつものようにコピーをしていると、「お客様、コピーの調子はいかがですか。コピーの紙は入っていますか。何かありましたら遠慮なく、声をかけてください」と話しかけられました。この若い店員さんは、お年寄りや若い人と言って区別をしません。どのお客さんにも変わらない笑顔で、親切に対応している。お金を支払うレジでも、その店員さんがいるところに人が並びます。他の人が並んでいても苦になりません。それは、彼女の笑顔とていねいな言葉かけで元気がもらえるからです。

 人から親切にされた後は、何とも言えないすがすがしい気持ちにさせられます。笑顔での接遇は人の心を温かくさせるものですね。何とも言えない不思議な力だと思いました。

 

 

【7月行事予定】

 

 1日(水)個人面談 7日(火)まで     

2日(木)朝読書            

 7日(火)テレビ朝会       

 9日(木)朝読書           

11日(土)ユースネット自転車教室      

12日(日)緑の国プロジェクト       

14日(火)委員会活動           

15日(水)代表委員会     

16日(木)朝読書 

21日(火)内朝会 給食終了 5年キャンプ 22日(水)まで

22日(水)夏季休業開始