.学校: 1年 遠足〜八景島シーパラダイス

スローガン
みんなで 力をあわせ わくわく にこにこ たのしもう!!


 秋の遠足1年生はシーパラ。これ以上のコンディションはないだろう!というくらいの良いお天気に恵まれました。
 小学1年生,それも初バス移動体験。どうせ先生が引率してぞろぞろと館内を歩くんだろう…なんてことを想像してしまいますが全然違います。これまでのプチ校外学習の積み重ねを生かして,ほぼ全編グループ行動での催行になりました。
 イルカショー&昼食の時間の前後に2回に分けてグループ行動タイムを設けましたが,児童の皆さん,あの複雑なレイアウトの館内を,迷子になることもなく巡り,ほぼ時間通りに集合し,帰路につきました。
 
掲示者: | 2023年 9月 26日 (火曜日) 16時37分

.学校: 1年生造形遊び〜いろいろ ならべて

 「校長先生コウチョウセンセイ,授業の補欠,お願いできませんか?,1時間目は学年で何とかするので,そのあと,3時間目くらいまでなんですけど……」
(ムムッ,1年生か。お道具箱あるから図工で何とかなるかな,でも1コマだけじゃすまなそうだからな……ここはひとつ,よいチャンスだし……)
 とばかりに,「造形遊び」(図工)にチャレンジすることにしました。幸い,市の造形教育研究会が研究用に開発した“カラー割りばし”セットが手元にあったので……。
 ところで,「造形遊び」って何?というのがまず気になるところだと思います。この学習内容は学習指導要領にきちんと位置付けられているものです。(後述)

 活動開始前に児童に話したのは,次の2つだけでした。
「“わりばし”だけど,“わりません”」
( “割ってみる”という創造的な活動もそれはそれで価値あることなのですが,ここではオトナの都合で封印)
「(お花や犬猫などの)“え”はかきません。でも,形をつくるのはOKです。こうして並べたり,クロスさせたりしていくと,どんな形ができ……,あっ,イケナイいけない,ネタバレになっちゃうから,あ・と・はぁ,みんなでやってみよう!」
(この「絵はかきません」が重要なポイントになります)

 上のような前説を,わざとじらすようにしながらお話して……この“じらし”が大切。じらしてじらして「はやくつくりたい!!!!」気分がピークに達したあたりで「スタート!」宣言をすると,子供たち,大人の予想をはるかに超えた力を発揮します。

 私が発した「クロス」という語を拾ったのか,クロスから井桁に発展するグループがあらわれました。こういう文化はどんどん伝播していきます。あっという間にあちこちにタワーの乱立が……。でも,よく見ていくと,色の選び方に何か彼らなりの意味があったり,クロスのさせ方にバリエーションが加わったりしていきます。さらには構造上の必要から,土台部分に補強をしたり,装飾目的?なのか,先端部分にたくさんの材料を差し込んだり……。

 タワー組とは別のグループでは独自の文化圏を構築しています。長くつなげる,つなげながら蛇行させるなど。さらにクロスさせた形を連鎖させていく,それも色の組み合わせを工夫しながら……なんていうグループも。「これ,このまま玄関ホールに飾りたいくらいだねぇ……。写真だけは撮って,とっておきましょうねぇ」
 
 「つくる」活動が一段落する(煮詰まる?)と,今度は子供たち,自分たちがつくったものをあれこれ眺め始めます。大人の言葉でいうところの「鑑賞」がどこからともなく,自然に始まるわけです。
 自分たちの背の高さにも迫るようなタワーを上から覗き込んだ児童,「すごいよすごいよ!」と,私を呼びに来てくれました。ここでもたくさんシャッターを切りました。ここまでは予想してなかったなぁ……(コドモを侮ってはいけない)

 床いっぱいにランダムに広がった“色の線分”と戯れることを楽しんでいる子供たちもいます。文字通り「体全体」(低学年の重要ワード)で色を感じ,色のシャワーを楽しんでいる様子。実際,カラー割りばしの塊を投げ上げて散らかる様子を楽しんだり,散らかった上でゴロゴロ転がったりしていました。

 ひとしきり,活動が進んだあたりで自然発生的に“お片付け”が始まりました。……と思ったのはオトナの見識違い,でした。「新品のクレヨンみたいに色の順番ができたねぇ」(大人語だと=色相の順番に並べててすごい)と声を掛けたら,子供たち,「これはねぇ,お店屋さんなんだよ!きれいでしょ!」(うわっ……しまった)
 子供たちの活動には常に,子供たちなりの“意味”があって,それは常に創造的な方向に向かっている。オトナの事情で解釈すると,時として大きな誤りであることを思い知らされてしまう……。そんな瞬間でした。

 中休みも終わりに近づき,お片付けフェーズに入ります。今回は色分けだけを指示したのですが……。
 この作業も注意深く見ていくと,自然発生的なグループごとに様々な工夫をしていることが分かります。 同じ色を拾い集める方式,色ごとにエリアを作っておいて束からその色を抜き出す方式……。子供たち,自分たちなりに工夫しながら作業を進めます。
 この“お片付け”だけを単体で取り出すと,どうしたら効率よく片づけられるか,をテーマにした「プログラミング的思考」を働かせる授業なども成立するねぇ……なんていうことを,見学に駆けつけてくれた先生とお話ししていました。

 普通のオトナから見ると“ちょっと見”は,ただ材料を与えて遊ばせているだけ,に見えてしまうのかもしれません。でも,これを学習,資質・能力の育成という視点で見ていくと,あちこちで様々なことが起こっていることが分かります。その,さまざまなことをどんな風に価値づけて,指導・評価していくか,というのがわれわれ指導者には求められているのだな……。そんなことを改めて確認することができた授業になりました。

●そもそも,「造形遊び」って何?------------------
以下,造形教育研究会のWebサイトより引用

解説『図画工作編』p.26 より
造形遊びをする
 児童は,自ら身の回りの世界に進んで働きかけ,いろいろと手掛けながら,自分の思いを具体化するために必要な資質・能力を発揮している。
 そこには心と体を一つにして全身的に関わりながら,多様な試みを繰り返し,成長していく姿がある。
 遊びがもつ教育的な意義と能動的で創造的な性格に着目し,その特性を生かした造形活動が「造形遊びをする」の内容である。
 学習活動としては,想像したことをかく,使うものをつくるなどの主題や内容をあらかじめ決めるものではなく,児童が材料や場所,空間などと出会い,それらに関わるなどして,自分で目的を見付けて発展させていくことになる。
 「造形遊びをする」では,児童が,つくる過程そのものを楽しむ中で「つくり,つくりかえ,つくる」という,学びの過程を経験している。


 こんな風に学習指導要領上の文言で語られてしまうと難しい感じになってしまいます。でも要点だけ簡単に言い換えると要するに,子供の「思いつき」とか「ひらめき」とか「試行(思考?)錯誤」などをちゃんと価値付けましょう,そのかけがえのない価値を大切にしましょう,ということです。
 そういう,つかみどころのないモノやコトに価値を見出すのって,普通のオトナはちょっと躊躇してしまうと思います。
 作品としてカタチに残っていれば安心できるし,そういう価値もあります。でも,カタチとしては見えない価値や,ちゃんと子供を見ていないと見えてこない,“発揮中”の資質・能力もたくさんあるはず……。そこに着目できるかどうかが,フツーのオトナではない,“指導者”としての資質・能力を問われる,最初の分岐点なのかもしれません。

●後日談〜担任の先生からの報告
 数週間後,担任の先生がこんな写真(↓)を見せてくれました。
 「子供たち,クーピー取り出して,色で遊んでました。同じ色を集めてみたり,色の順番に並べてみたりして……。この前の授業で経験したこととか,こういう風につながるんですね……」
 ホントにつながっていたかどうかはわからないけれど,割りばしとはまた違う形状のクーピーを束ねて光を通してのぞいてみたり,立てて並べてみたりしている様子を見て,やっぱり子供たちはすごいな……と思いました。〔共通事項〕にある「気付く」ことが連鎖しているようで。
 あと,こういう場面をスルーせずに報告してくれた担任の先生の気付きとか感性みたいなものもステキだな……と,しみじみ思うのでした。
  
掲示者: | 2022年 5月 31日 (火曜日) 16時13分

.学校: 1年生の遠足(根岸交通公園)

 これ以上は望めないというくらいの好天に恵まれて,1年生の遠足を実施,同行しました。聞くところによるとこれまで,2回も3回も雨天延期となるような年もあったようで,全学年が予定通り実施できたのは幸運でした。
 1年生の皆さん,長距離の徒歩移動にもかかわらず,自分たちで列を整えながら歩いていました。素晴らしい。
 公園ではそれぞれのお好みに合わせて車両を選択。自動車役のカート,自転車,歩行者役になって楽しく交通安全を学びました。時折,信号無視を注意されていましたが。(自動車役の皆さん,無理もありません。免許ないんだし(笑))
 その分,普段気にしていない自動車の動きに着目できたのではないかと思います。左側通行,交差点で曲がるときは出口側の信号が赤でも進んでよい(横断中の歩行者は巻き込まれる危険がある)……など。
 ちょうどうまい具合にできた木陰でお弁当を広げ,往路も注意深く移動して無事に帰着しました。
 
掲示者: | 2022年 5月 24日 (火曜日) 10時23分

.学校: 1年生を迎える会

 児童の運営委員会の皆さんの企画運営による「1年生を迎える会」を開催しました。
 
1年生が入学してから,もうひと月以上がたちました。皆さんはもう,1年生と交流していますか? 1年生にとって,学校がさらに楽しい場になるように,今日は,1年生と一緒にみんなで楽しみましょう!(司会原稿より)

 最初のプログラムは環境委員の皆さんによる「根岸小学校〇×クイズ」。知っていそうで知らない,学校にまつわるクイズを,環境委員会の視点も大切にしながら出題してくれました。
 会場の皆さんが温まってきたところで……
 次は体育委員会の皆さんによる「全校,体でじゃんけん大会」。タイトルの通り体でグーチョキパーを作って,体育委員会の代表選手と対戦しました。
 最後は音楽委員会の皆さんの伴奏で「みんなで歌おう校歌」。屋外の演奏とは違って,合奏の音が歌声と合わさり一つの響きになって体育館を満たしました。「音が響いて,気持ちよかったです。」(指揮者を務めてくれた児童の感想です)
 1年生からも,とても心のこもったメッセージの発表があり,和やかな雰囲気の中でお開きとなりました。

 コロナ禍明けを象徴するようなイベントになりました。
 
掲示者: | 2023年 5月 23日 (火曜日) 13時50分

.学校: 1年生を迎える会〜分散方式で開催

 標記の会を,コロナ禍対応のため学年,縦割り学級ごとに分散して行っています。
 今日は3年生から1年生への「校歌」の贈呈式。一枚一枚一文字一文字,丁寧に心を込めて手書きした校歌の歌詞「光のなかで」(イラスト入り)を,プレゼントしました。
↓先輩たちからのメッセージ,です。
「校歌の歌詞を贈ります。みんなで元気に楽しく歌ってくださいね!」
 
掲示者: | 2022年 6月 22日 (水曜日) 11時13分

.学校: 1年生へ贈ります〜2年生からプレゼント〜

 1年生のみんなを温かく迎える会を、学年がそれぞれいろいろな形で実施していきます。
 2年生のみんなは、あさがおの種をプレゼントしました。代表児童は手つくりのランドセルを用意して1年生の教室を訪問しました。中からはあさがおの種やメッセージ。そしてさらに、ビデオレターを撮影して、あさがおの植え方や水やりの仕方を映像で説明しました。
 1年生が喜ぶ姿を想像しながら準備をした2年生のみんなはとても素敵なお兄さんお姉さんです。
  
掲示者: | 2021年 5月 27日 (木曜日) 9時55分

.学校: 2019年度スタートしました

 桜が満開の中、新一年生93名の子どもたちが入学しました。黄色い帽子に色鮮やかなランドセル。期待いっぱいの子どもたち。ちょっと緊張気味子どもたちでしたが、入学式では新2年生による歌や歓迎の言葉のセレモニーに興味津々。これからの学校生活にますます希望が膨らみました。
 また、全校では553名の子どもたちとなりました。担任発表の場面では、みんなで新しい出会いに拍手を送りました。
 さて、本年度も教育目標「かがやく心 かがやく力」
を掲げ、教育の充実を図ってまいります。特に今年は、この教育目標の具体的な取り組みとして、ことばを大切にした指導を行っていきたいと思います。
 そのため「ことばみがき こころみがき」というテーマを掲げました。ここには、ことばを大切にして子どもたちを育てていこうという思いを込めています。そのために、あいさつを大切にすること、子ども同士のことばを大切にすること、教師の励ましや褒めことばを大切にすることなどを通して、指導を続けていきたいと思います。豊かなことばで心を育てていきます。
 どうぞ今年度もよろしくお願いいたします。
 
掲示者: | 2019年 4月 12日 (金曜日) 17時48分

.学校: 2020年もよい年に〜新年の思い〜

 冬休みも終わり登校が再開しました。最初の朝会では、みんなで新年のご挨拶をして、今年の干支についてのお話をしました。十二支の子(ねずみ)がどうして一番初めなのか、古くから伝わっているお話を紹介しました。神様のところに挨拶に向かった動物たち。ちゃっかりと牛の背中に乗っていたねずみの物語です。
 かわいらしいキャラクターでもあり、一方で嫌われる面もあるねずみ。そのねずみについても親しみを持ちました。
 最初の週、クラスで、今年の抱負を短冊に記したり、書初めを学年全員で挑戦したり、新しい希望と抱負がわいてきたスタートとなりました。
 どうぞ今年もよろしくお願いいたします。
  
掲示者: | 2020年 1月 8日 (水曜日) 15時44分

.学校: 2021 新年の始まりです

 新しい年を迎えました。今年こそは穏やかで幸せな学校生活となることを切に願っております。
 2021年初日、子ども達は元気に登校しました。昨年度、様々な出来事もありましたが、新しい年への抱負を膨らませていることでしょう。「一年の計は元旦にあり」というお話を朝会で行い、今年も素晴らしい学校にしようと希望をいっぱい描きました。。
 そして、その翌日はなんと、校庭が雪景色。子ども達は珍しい雪に目を輝かせていました。早咲きの桜も開花して雪景色が美しい朝でした。
 本年もどうぞよろしくお願いいたします。
  
掲示者: | 2021年 1月 8日 (金曜日) 8時57分

.学校: 2年生 まちたんけん〜大津青少年の家(大津みんなの家)

 穏やかな秋の日,まちたんけんに同行しました。学級担任代理の教頭と2人での引率です。管理職が両方とも校外に出て,学校あけちゃっていいの?などと危機管理体制を問われそうですが……,人が足りないので,仕方がありません。
 会館では施設の説明をしていただいたほか,各部屋を案内していただきました。今回は特別に屋上にも上がらせていただきました。
 ここに来て改めて思ったのは,根岸・大津地区は様々な機能が集中している地域だな,ということです。学校は小学校から高等学校まですべてが見渡せますし,鉄道の駅,国道,家並み,山並み……学習材がたくさん詰まっています。
 児童の皆さんは担当の方のお話を熱心に聞いたり,見学をしたりしながら,メモを取っていました。
 金木犀の香りに包まれながら,ドングリの小道を歩いて給食の待つ学校に戻りました。とても充実したひと時でした。
 
掲示者: | 2022年 9月 28日 (水曜日) 11時59分