3月3日からから始まった前代未聞の休校措置。全世界のことを考える前に、「学校はこの先どうなってしまうんだろう。」 「新型コロナウイルスの脅威はいつなくなるのだろう。」と先の見えない状況に怖れや憤りを感じたものでした。 3月の時点ではこれほどまで状況が悪化するとは思っていなかったのが正直なところです。常葉中だより(学校だより)第1号(5/11)に、全世界の感染者300万人、死者20万人と掲載しました。それが7カ月の間に感染者8,195万人、死者は実に179万人に増加しています。新型コロナウイルスの恐ろしさを今さらながら感じます。 学校では休校措置の解除が4月から5月、さらに6月と延期になり、教育課程の組み直し、立て直し、また学習(授業)の保障や消毒作業に追われる日々となりました。本来ならば、友人たちと修学旅行やキャンプで多くのことを学び、体育祭も多くの保護者に見守られながら実施するところでしたが、様々な教育活動に制限がかけられ、残念ながら学びが削られたこと=成果が削られたことにやるせなさを感じています。そのような中でも教職員はあれこれと様々な工夫を凝らし、2カ月(3か月)の教育的空白を埋めようと努力してまいりました。 このコロナ禍が完全に終息するまでにはいましばらく時間がかかりそうですが、令和3年(2021年)はその制限が少しでも少なくなるよう心から祈ると同時に、そうなるための対策をしっかり実施しなければと思っています。今後も学校そして家庭・地域が連携を取って対応していきたいと思います。来年も引き続き、力強いお力添えをお願いいたします。
掲示者: | 2020年 12月 31日 (木曜日) 9時22分
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