家庭科の授業で着付け体験を実施します。
これは、家庭科の学習内容として位置付けられている、「衣食住の生活」の中の「衣生活」に関する内容となります。衣服と社会生活のかかわりや、目的に応じた着用など、『時・場所・場合』に応じた衣服の着用・適切な選択ができるようにすることや、日常の手入れなどについて理解を深めることが主な学習内容になっています。
今回の学習は浴衣の着付けですから、日本の伝統的な衣服である和服の文化に触れたり、和服の基本的な着装を知ることが学習目標となります。
消毒の徹底や講師との距離を保つ、マスクとフェイスシールドの着用など、感染防止対策を徹底しながら学習を進めていきます。
【衣生活と制服】*文科省が定めた学習指導要領より一部引用
制服(標準服)を着ると言うことは、ただ通学のために着るという概念だけでなく、所属(中学生であること)を表したり、行事などによって衣服や着方にきまりがあるなど、社会生活を営む上での機能が備わっていることも学ぶ、社会一般的な意味合いもあります。冠婚葬祭や儀式(卒業式や入学式などの儀式・親戚の結婚式など)・学校生活や社会的な行事などで、目的に応じたそれぞれの場にふさわしい着方があることを理解することも学習できます。多くの中学生にとってそれぞれの場にふさわしいのは制服だと思います。いずれにしましても今回の学習は、衣服の適切な選択や着用・計画的な活用・日常着の手入れなどを学ぶ、とても良い機会だと思います。
【浴衣姿の松岡先生 着付け体験の様子】