3月13日からマスク着用は個人の判断となりました。
そのような中で以下のような話をしました。
『「人を思いやる」、ということ』
例えば、多くの人がマスクをつけている中で、一人だけつけていない人がいたとします。辛いニュースでは、３年前に自粛警察なる者が、その人を責めて、場合によっては暴力行為をはたらくことが報じられていました。
そこまでいかなくても、もしあなたなら、「なぜつけなの？」「マスクをして！」とその人を責めてしまいますか？そこでよく思考してほしいのです。
もしかすると、
『うっかり忘れてしまったのかもしれない。』
『肌が弱くて、つけられないのもしれない。』
『気分が悪くて、はずしているのかもしれない。』
　そして今回の卒業式のように、国の通知を受けて、自分の判断でマスクをはずしているかもしれません。
このように色々なことが考えられます。　
つまり、その人の立場になって、様々な可能性や背景があることを想像してみれば、関わり方や最初の考え方が違ってくるのではないでしょうか。
他人に攻撃的に接したり、責任を問いつめたりするのではなく、まずはひと呼吸おいて、思考して、相手の立場や気持ちを想像してみましょう！
こうした想像する行為の積み重ねが『人を思いやる」ということにつながります。心に余裕とゆとりを持ちたいですね。という話です。家庭でも話題にしてみてください。