2020年 9月 10日 (木曜日)

.学校: 【龍崎訓導顕彰の碑】

 田戸小学校を囲む道路沿いに、ある供養碑があります。龍崎ヒサ先生の供養塔です。龍崎先生は田戸小学校(当時は国民学校)の教師でしたが、生徒引率時の踏切事故で亡くなってしまいます。生徒を引率して校外学習へ向かう途中、線路に飛び出した児童を守ろうとして自らが犠牲になってしまったのです。昭和17年の話です。
 自分の命の危険を顧みず、児童の命を守ったのです。果たしてもし自分が同じ状況だったら、龍崎先生と同じことができたでしょうか。頭のなかでは生徒の命を預かっている以上は‥‥と思っていますが、いざ実際にそのような場面に遭遇したとしたら…。私は帰宅時、たまに寄り道をしてこの供養塔の前で手をあわせます。

 生徒は1日の大半を学校で過ごします。学校で生徒をお預かりしている時間帯は学校に責任が生じます。様々な場面で命を守らなければと思う状況に遭遇します。近年、夏の時期の教育活動にとって、熱中症対策は大変大きなウェイトを占めていますが、それもその一つです。
 明日のテスト終了後、4校時の結団式から本格的に体育祭の練習が始まります。こまめな水分補給の指示、実施種目の検討、実施時間の検討(昼食後解散)、体育館練習の際の大型扇風機の活用、グランドへのウォータージャグの設置、練習は短期間・短時間で行う。その他にも対策を考えて行いますが、まず〇体調が悪いときには思い切って見学をする。〇大きめの水筒を持参する。〇マスクが苦しかったら仲間から少し離れてマスクを外し、息を整える。〇「のどが渇いた」と感じる前に水分補給をする。など生徒に指導し練習を進めていきます。気になることがございましたらどうぞ学校にご連絡ください。046−825−7410
掲示者: 7時47分