2020年 9月 9日 (水曜日)

.学校: 【本校の熱中症対策】

【本校の熱中症対策】

 新型コロナウイルス感染防止は、熱中症対策と並行して考えなければなりません。感染防止のためマスクの着用を強制すれば、必ず体調の悪い生徒が出てきます。息苦しい時は人のいないところでマスクを外し、息を整えるよう指導しています。フェイスシールドも常時着用には無理があります。熱中症と感染対策は時に矛盾してしまうことも生じます。それはそれで生徒の安全を第一に考え判断した結果です。どちらに重点を置いたということではありません。
 例えば体育の授業で、マスクは外してもよいことになっています。密集した状態では避けなければなりませんが、激しい動きのある活動の過程で、密集に近い状態になることもあります。息が荒い中、マスク着用の強制もできません。体育の教師はその状況を判断し、適切な指示をします。時には大きな声で指示を出すこともあります。できるだけマスクをするようにしますが、全体に指示を出すためそうならないときもあります。その他の授業でも同様のことが起こり得ます。しかし生徒や保護者の心配を取り除くためには、もっと意識をして授業を進めなければいけないのかもしれません。全職員で共有していきます。

 学校でできる(している)対策としては、各学年の廊下へのジャグの設置(水分の補給は重要です)、スポーツドリンクパウダー持参の許可、製氷機の設置、体操服登校の許可、行事用テントや体育館用大型扇風機の購入、メガネ式フェイスシールドの購入、大きな水筒持参の声掛け、授業時の水分補給、そして何より、日常の生徒の健康観察や声掛けなどです。テスト終了後の結団式から体育祭の練習が本格的に始まります。熱中症には十分注意して練習を行いますが、ご家庭でできる対策についても、どうぞよろしく願いいたします。
掲示者: 10時11分