2020年 8月 21日 (金曜日)

.学校: 【あいさつは気持ちがいいからするのです】

【3割→4割】

 朝、自らあいさつのできる生徒が3割から4割に増えました。
 「あいさつは強制されてするものではない」とよく教育現場で言われます。でも「あいさつをしなさい」と指示しなければ、習慣としてあいさつが定着しないのも事実です。ご家庭でも近所の方や親せきに「しっかりあいさつをしなさい」と指導する場面は今までにもあったと思います。

 私は着任してから、正門前で登校時の声かけをしていますが、『あいさつをしなさい』と注意したことは一度もありません。確かにこちらから声をかけても返せない生徒もいます。声の小さい生徒もいます。それでも4割の生徒が自分から声をかけてくれるようになりました。あいさつをすることはとても気持ちのいいことなんだと少しでも感じ取った生徒は自分からあいさつをしてくれます。
 それをほめてあげます。評価してあげます。「自分たちからおはようって言えたね。気持ちいいね。」
 自分のしたことが評価されたと感じた生徒は自信を持ちます。そして自己肯定感が芽生えます。それを繰り返すと自己有用感が醸成されます。あいさつをすることは気持ちのいいことだと感じる生徒が増えてきます。
 その結果学校がどう変化するか…。とても楽しみです。

【華道部が活けてくれました ユキヤナギです】
 いつもきれいな生け花ありがとうございます。


 
掲示者: 13時06分