2013年 6月 28日 (金曜日)

.学校: 10周年お祝い献立第一弾

栄養士&給食室です。

 明日29日、大塚台小学校開校10周年記念の行事が行われます。それに合わせて、今日と明日の2日間、お祝いの自校献立を作ります。

今日は日本の伝統食を取り入れたお祝い献立

お赤飯・麦茶・すまし汁・チーズ入りささみフライ・筑前煮・さつまいもと栗のタルト です。


 日本では昔から、おめでたいことがあるとお赤飯を炊いてお祝いしてきました。栄養のことがよくわからなかった大昔の人も、食べ物から力がもらえるということは知っていて、お赤飯に使う小豆は、これから芽を出す力が宿っている食べ物だとされていました。また、赤い色には悪いことを追い払う力があると信じられていました。

 筑前煮もお祝いの席によく出されるおかずです。にんじんやごぼうなどの根菜類には、大地のパワーが宿るとされています。現代の栄養学の観点からも、豆や根菜はいろいろな病気から体を守る栄養素がたくさん含まれた食品で、昔の人の知恵は理にかなっています。


 大塚台小の校章は、日差しを浴びて若葉が伸びていくデザインです。でも、葉を伸ばし花を咲かせるためには、まずしっかりと根を張らなければいけません。

10周年をお祝いして、地に足つけて笑顔いっぱい夢いっぱいの次の10年につなげてください、という願いを込めて、今日の献立を作りました。


写真はわかりづらいですが、お赤飯を炊いているところです。

 

 
掲示者: 14時18分