2024年 1月 25日 (木曜日)

.学校: 【小中一貫教育に関する日】

 昨日、大楠小学校・荻野小学校の先生方が大楠中学校に集まり、1年2組の国語の授業と、2年2組の数学の授業を参観しました。その後、2つのグループに分かれ、それぞれの授業内容につき、「自分の考えを深めるために、どのように『聞く・話す』活動を取り入れることが効果的か」を討議の柱に据えて研究協議を行いました。
 本校では、「生徒一人ひとりが生き生きと活動する授業の創造」を研究テーマに挙げ、より具体的に「聞く・話す」の充実を図る授業の展開を進めています。グループ学習を日常的に取り入れている本校としては、仲間の話していることをまず聞き、自分の考えもしっかり伝えることを大切にしています。「間違っていたら恥ずかしい」とか、「みんなの前で話すのは嫌だ」といった気持ちより、自由に自分の意見を言うことが優先され、周りの人たちもその発言を受け入れて論議するなどの話し合いが定着しており、いかに授業で自分の考えを深めるための会話・話し合いができるかを重点課題としています。すぐに解決してしまう課題では思考が深まらず、教え合いで終わってしまいます。難解な課題へ向けて人の意見を聞き、自分の考えを伝えることで思考を深めます。
 研究協議では多くの先生方の考えが示され、小中ともに授業に生かせる研究協議会となりました。
掲示者: 7時12分