2024年 1月 24日 (水曜日)

.学校: 地震・火災避難訓練

 1月23日(火)に地震・火災避難訓練を行いました。今回は、休み時間に地震と火災が発生したことを想定し、子どもたちに事前告知なしでの実施です。授業中とは違い、休み時間ですからみんなが教室にいるわけではなく、校庭で遊んでいる子、廊下や階段・トイレなどにいる子、それぞれの過ごし方をしています。また、教職員がそばにいるとは限りません。そうした状況の中での避難訓練です。
 休み時間、子どもたちは校庭で外遊びをしたり、教室でお話をしたりして、それぞれの時間を過ごしています。「訓練、地震発生!」突然の非常放送です。一瞬、ハッとした表情の子どもたち。でも、慌てたり、騒いだりすることもなく、とても落ち着いて行動しています。校庭で遊んでいた子たちは、校舎から離れて校庭の真ん中付近に集まり、しゃがんで低い姿勢をとっています。教室にいる子たちは机の下に入り、廊下・階段にいる子は、窓ガラスなどから離れて低い姿勢をとっています。「揺れはおさまりましたが、理科室から火災が発生しました。」子どもたちは、放送をよく聞き、火元から離れるように避難経路をとって、校庭へと避難しています。みんな静かに校庭に集まることができました。これまで積み重ねてきた避難訓練の経験をしっかり生かして行動しています。
 災害が起きたときには、「放送や先生の話をしっかり聞くこと」「慌てず落ち着いて行動すること」の大切さを話しました。人は慌てている人を見ると自分も不安になり、冷静な判断ができなくなってしまうことがあります。落ち着いて行動している人を見ると自分も落ち着くことができます。自分が落ち着いて行動することで周りの人を安心させてあげられるかもしれません。こうして自分の命も一緒にいるみんなの命もお互いに守り合い、全員が安全に避難することにつながります。子どもたちは、みんなとても真剣な表情で話を聞き、最後までしっかり取り組むことができました。

 追浜小学校長
掲示者: 15時44分