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羅針
羅針(総合的な学習の時間)とは

(1)「総合的な学習の時間」とは

 高等学校の「総合的な学習の時間」は、自分自身の興味や関心、進路に基づいて課題を設定し、その課題解決のために知識や技能を深めていく学習活動を通し、自己の在り方や生き方、あるいは進路の方向性を導き出していく学習活動を行います。自分自身の将来を考えて学習活動を進めるため、「自ら学ぶ」姿勢が強く要求されます。その結果として、卒業後の自分の進路実現に結びつく力や考え方を 身につけることができます。本校では「総合的な学習の時間」を『羅針』と名付けています。この時間を通して、人生という航海における羅針盤となる力を養ってください。

(2)『羅針』のめざすもの

①ねらい
 ○自ら課題を見つけ、自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、よりよく問題を解決する資質・能力を育てる。
 ○学び方やものの考え方を身につけ、問題の解決、探究活動に主体的、創造的に取り組む態度を育て、自己の在り方生き方を考える。
②育てたい力
 ○自ら課題を発見し設定していく力。
 ○主体的に情報を収集、活用し、多角的に考察しながら問題を解決していく力。
 ○有用な情報を選択、分析し、自らの考えを含めまとめる力。
 ○研究の過程や成果を、わかりやすく効果的に発表する力。
 ○自己の在り方生き方について真摯に考え、学習の成果を、今後の生活の中にいかそうとする力。
 

(3) 学習内容

 2年次では、「進路研究」、「課題研究Ⅰ」に取り組みます。そして、2年次での学習成果を踏まえて、3年次の「課題研究Ⅱ」へと発展させ、知識や技能を一層深め、個々の進路目標実現を目指します。
 進路とは、「~大学にいく」とか「~になる」ということだけではありません。人として進む道、どのように生き、どのように社会と関わり、貢献していくのかを考えましょう。『産社』での学習を土台に、『羅針』では、あなた自身が、自ら目標の実現を目指して、1歩1歩前に進むのです。
 また、最近の入試方法のひとつに「AO入試」や「自己推薦」等が増えています。これらは「自分は何がしたいのか」という自己表現力が問われている入試方法です。この傾向は入学試験のみならず、就職試験ではもっと厳しく問われており、社会全体に定着してきていますので、まさに「自ら学ぶ」姿勢を持たなければ、自分の進路(将来)を切り開いていくことは大変厳しいことになります。従って、進路(将来)の目標(卒業後の進路やライフデザイン)が見つけられていない人は、この『羅針』の時間を有効に使って、自らを見つめることにより卒業後の自分の姿を追求して欲しいと思います。

2年次『羅針』学習の流れ

1. 進路研究

  目標・・・自己の在り方生き方について考え、卒業後の進路を主体的に選択し、生きがいのある生活を実現していこうとする能力や態度を育てる。
 ○進路情報の収集方法、まとめ方のスキルを身に付ける。
 ○進路と将来の生き方を多様な情報を活用し考えていく。
 ○卒業後の進路を実現するために、3年次の履修計画を主体的に進める。
 ○自らの力で自己実現を図り、より良い生き方を考え、自己を高めようとする。
(1)課題を持つ
 ①1年次の「産業社会と人間」の授業で学習した内容を整理し、将来の進む道をさらに研究して理解を深める。
 ②自己を見つめなおし、進路に関しての疑問・悩み・問題点・考えていくべき事・調べていきたいこと等についての「課題」をつかむ。
(2)課題解決のための調査・研究
 ①PC・資料・本・新聞・雑誌などを使い、多角的に調べていく。
 ②進路講演会(外部講師から進路を取り巻く現状について、キャリア支援部から本校の進路状況についてそれぞれ話を聞く)
 ③進路ガイダンス(分野別外部講師による進路の話を聞く)
 ④体験学習(夏休みに自分の進路に応じて、オープンキャンパス・ボランティア・体験学習などに参加し、進路を具体化する)
(3)履修計画
 科目選択ガイダンスを受け、進路を見据えた3年次の履修計画を立てていく。
(4)研究のまとめ
 報告書提出・自己評価と反省

2. 課題研究Ⅰ

 目標・・・興味・関心、進路に応じて設定した課題について研究し、研究方法やまとめ方、調べたことをもとに発展的に考察する力を身に付ける。3年次の「知識や技能の深化、総合化を図る活動」へとつなげていく。
(1)ガイダンス
 テーマ設定の方法や発表会までの取り組みについて説明
(2)研究の取り組み方法を学習する。
(3)研究したい領域を選択しテーマを決め、研究計画をたてる。
(4)調査・研究
 学級を2つに分けて20名ほどのグループを作り、先生の指導を受けながら調査・研究を進めていく。
(5)書く力を身につける
 ①自分の考えを、筋道をたてて文章で表現する。
 ②論理的思考力を身に付ける。
(6)クラス別研究発表会
 相互評価・代表者決定
(7)研究のまとめ
 研究報告書提出・自己評価と反省
(8)代表者による研究発表会

3.課題研究Ⅱのテーマを決める

 目標・・・興味・関心、進路に応じて設定した課題について、知識や技能の深化、総合化を図る。
(1)3年次「羅針」ガイダンス
 3年次の課題研究に向けて、テーマ設定から研究方法、発表会までの取り組み概要の説明する。
(2)研究テーマの検討・・各自の課題を具体化する。
 ①2年次からの継続的な課題を設定する。
 ②新たな興味・関心、進路、地域社会の問題などから課題を設定する。
(3)研究テーマ提出
 ①提出テーマを領域ごとに分類し、研究としてふさわしいテーマかどうかを検討する。
 ②テーマ設定後、「研究計画案」を各自作成して、4月最初の「羅針」ガイダンスの時間に提出する。
(4)テーマ別担当者の決定・・分類したテーマ別に担当者を決める。
               (研究計画案を各担当者へ提出し助言を受ける)

4.年間反省

   

3年次『羅針』学習の流れ

(1)オリエンテーション(3年次「羅針」ガイダンス)
 研究の進め方・取り組み日程概略説明
 テーマの再確認及び「研究計画案」提出
 「研究計画案」をもとに、研究方法についてのガイダンス
(2)調査・研究
(3)中間発表会
(4)研究発表会
(5)代表者研究発表会
(6)反省及びまとめ
(学習ノートより)

横須賀市立横須賀総合高等学校
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