横須賀総合高等学校 野球部
HOME >> 知って欲しい熱い想い

知って欲しい熱い想い

横総野球部HPコンセプト

  このホームページで伝えたいことは大きく2つある。ひとつはチームとして変わらない大切なこと、もうひとつはチームが変わってきた成長の過程である。
  まずはチームとして変わらないこと。ずばり「野球を通して人間的に成長する」ことである。野球部なので、人間的な成長は野球部の活動で感じながら成し遂げて欲しい。喜びも、苦しみも、楽しみも、悲しみも全てが価値のある経験として受け取ることができる人間的な器の大きさを得て高校生活を過ごしてもらいたい。そのために必要なことを掲載している。
  次はチームの成長の過程である。横須賀総合高等学校野球部は「野球で勝負する集団」です。例年とても良い人間関係が築けている集団になってるがただの仲良しこよし集団ではなく、本気で野球をやっています。例年その代によりメンバーは変わり、その代の個性も変わっていく。だから「今の野球部」を伝える。 これらを踏まえ、ぜひ拝見して頂きたいと考えている。

横須賀総合野球部の本気

本校野球部は勝つための野球を目指します。その「勝つための根拠」を徹底的に追及する。そのためには以下のようなプロセスを経ている。

  1. 目標設定
  2. 定期的な期間ごとに目標設定を明確にする。個人・チームともに皆で考え、チームとしての意思を決定する。

  3. ミーティング
  4. 自ら決めた目標を達成するために、再確認を行う。言葉を変えれば「覚悟を決める」というところ。目標は決めたが、達成するための行動が伴っていなければならない。それらを確認する。ここで決まったことが長い期間の土台となるため、真剣に考える。

  5. チーム練習
  6. 高校に入学して部活動に入部し、チームスポーツである野球を選ぶのであれば、チーム練習は当然重要視される。ここで言う練習は常に発表の場である。今上手いかどうか、今強いかどうかではなく、どれくらい成長するかが大切だと考えている。チームで成長するためにはもちろん個々の力は必要であるが、みんながいる練習の場で発揮できる力をまずはつける。様々なプレッシャーのかかる実践で力を発揮することを常に意識する。

  7. 課題克服練習(個人)
  8. 本校野球部は文武両道が大切と考えているため、勉強にも力を入れる。よって、長時間練習という考え方はない。これに伴い、各個人の練習に多くの時間を割くことはもちろんない。もしも個人練習がやりたければ練習試合の合間や、朝の時間があるとき、もしくは家など、「個人で時間を作る」ことや「どれくらい時間を割くかを考える」ことも継続的に野球が上達する要素のひとつだと考えている。時間が上手く使えなかったから勉強や野球が上手くいかないという言い訳をするのでなく、今できることを精一杯やる、充実した高校野球生活を送ることを望んでいる。

  9. 実践練習(練習試合含む)
  10. 年間約150試合の練習試合を組んでいる。対戦相手は市内・県内に加え、県外のチームとも試合を行わせて頂いている。本校グラウンドのみならず、対戦相手のグラウンドに伺わせて頂くこともあり、多くのことを学ばせて頂く機会を多く作らせて頂いている。対戦相手に感謝しながら、如何に勝負強さを出せるかを常に考えている。

  11. フィジカルレーニング
  12. 多くのスタッフのもとで、根拠を持ったトレーニングを行っている。内容については十分練られたものを、如何に怪我無く短時間で行えるかを考え行っている。ただし、提供すること・されることは簡単だが、如何に本気で取り組むかは個人に委ねられるところが大きい。今上手いか、今強いかではなく、「上手くなるんだ!強くなるんだ!」と信念を貫く集団を作る努力をしている。

横須賀の久里浜という地で

横須賀総合高等学校は横須賀市久里浜に位置している。久里浜海岸までは徒歩5分に位置し、年間を通して暖かく、野球をするにはとても良い環境である。位置している場所自体は平地であるが、近くには山もあり、自然と都市との融合が絶妙にされている場所である。

久里浜であるメリット
  1. 温暖な気候であるため、冬季でもボールを使用した練習が可能であり、年間を通じて実践的な経験値を上げる練習が行える。もちろん基礎練習やトレーニングも十分行うが、野球技術を上げる練習は絶対に怠らない。
  2. 久里浜は交通の便が抜群に良い。電車は京浜急行本線、JR横須賀線の停車駅であり、駅からも徒歩10分という立地である。三浦・横須賀地区の生徒はもちろんだが、逗子・葉山・湘南地区や横浜圏内の生徒にとっても通いやすい環境である。電車は乗り換えも少なく、横浜地区からも言うほど遠くはない。現に横浜・湘南地区や逗子・葉山地区からも多くの生徒が通っている。
  3. 朝、夜ともに治安が良い。登下校の通学路は京浜急行ならば商店街、JRならば大通り沿いのため、治安的な不安はない。

勉強することはハードルなのか

本校野球部は「野球のみやっていれば良い」と考える選手は求めていない。なぜならば、上達しないから。これから多くの人に出会っていく。また、多くの人々から助言・アドバイスや吸収すべき出来事に多々出会うはず。その際に「勉強もしっかりしていこう」「自分の未来を切り開こう」という人は素直な気持ちで人からの言葉や気持ちを考え、自分の力にする努力をするはずだ。しかし、「勉強はどうでも良い」と考えている人は自らのプライドや自分の考えに固執して、今せっかく持っている力を増幅させる能力を阻害してしまう。きっと、今持っている力くらいで終わってしまう。今あるくらいの力で高校野球は勝負できるほど甘くはない。だから、勉強も一生懸命やるんだ。高校野球を全力で頑張った生徒に辛く悲しい人生を送らせるつもりはない。だから、勉強はハードルではない。むしろ自分を成長させるチャンスなんだ。横須賀総合高校の野球部はこう考えている。